GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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猫を拾いました (終)

 翌朝、カワラザキはまっすぐ暖炉の部屋へやってきた。
 幽鬼は気が向けば、カワラザキのベッドに飛び乗って、カワラザキの横ではなく隅のあたりでつつましやかに寝ることがある。
 しかし昨夜はとうとうカワラザキのところへやってこず、暖炉傍にあるお気に入りのラグの上で寝たのだろうと考えていた。
「幽鬼」
 声をかけてみるが返事はない。
「幽鬼」
 もう一度、今度は少し声を大きくして呼んだ。
 それでも顔を出す様子はない。
「しまった…!」
 カワラザキはあわてた。
 幽鬼は昨夜のうちにこっそりとこの家を出ていったのだ。
 なぜ気づかなかったのだろう…昨夜は満月だったということに。
 人間の姿であれば玄関を出たとき、使用人や執事に見咎められるはずだが、あの婦人の話が本当だとしたら幽鬼は猫の姿になって家を出たのだろう。
 執事や使用人にも声をかけ、心当たりをしらみつぶしに探させたが、見つけたという報告はこなかった。
 カワラザキは力なく書斎の椅子に身を沈め、幽鬼の寝そべっていたラグのあたりを見つめる。
 幽鬼の正体などどうでもよかった…たとえ猫だろうが人間だろうが…ほんのしばらく一緒に暮らしただけだというのに、幽鬼のことを考えるといてもたってもいられなくなってくる。

猫を拾いました(4)

 幽鬼を調べた結果は、なかなか出ないということで、カワラザキはさっさと私邸のほうへ戻ってきた。
「どうだ、一緒に買い物にでも行くか」
 猫だから出かけたがらないかと思ったがそうでもなく、幽鬼は素直についてくる。
 カワラザキにしても、だれかと一緒に買い物に出かけるなどほとんどなかったことで、久しぶりに楽しい思いをした。
「ふむ、猫とは言ってもお前の今の姿は人間…食事でもして帰るか」
「うん」
 カワラザキが気に入っているレストランへ向かおうとしたときだった。
「どうした?」
 途中で幽鬼は足を止め、カワラザキの背中へ隠れるようなそぶりをする。
 幽鬼を気にしながら、向こうから歩いてくる、豪華な毛皮をまとい使用人を連れた太った婦人に気づいた。
「あら」
 婦人はカワラザキではなく幽鬼に目を止め、意地悪そうな表情になる。
「そう…あなたがこの子の新しい飼い主?」
「はて、なんのことかな」
「その子のことよ。あなたが後ろに隠している…」
「人聞きの悪いことを言わんでくれ。こんな子供に飼い主などと…」
 カワラザキがそう反論したところ、婦人はけたたましい声で笑った。
「あら!あなたご存じないの?この子はね…満月の夜になると猫になるのよ。気持ち悪くなってすぐ捨ててしまったけれど、今考えたら見世物小屋にでも売ればよかったわ」
 次々と飛び出してくる、幽鬼を侮辱する言葉への怒りを抑え、カワラザキは極めて冷静に尋ね返した。
「ふむ、ではあんたとこの子はどういう関係なのかね?まさかこの子供を飼っていたというわけではなかろう」
「もちろんよ」
 婦人が勝ち誇ったように言う。
「飼う、なんて言葉は適当ではないわ。ダウンタウンの薄汚いアパートに捨てられていたのよ、この子は。それをうちの使用人が見つけて、いずれは下男にでもと思ったら…まあ驚きだったわね」

お返事は二度ベルを鳴らす

 まだ寒い。
 春はいつになったら来るのかしら。

>12日の○さま
 猫って好奇心旺盛ですしねー。
 どっちかっていうと狸より虎に憧れちゃうんだけど、狸のほうが保護してくれそうで…やっぱりじいさまが好き、ってなるんですよ。
 ところでお誕生日、遅くなってしまって申し訳ありませんでした。
 コメントを拝見して、Ψ(`∀´)Ψゲスまいさん思わず降臨&某所に出没と相成りましたがいかがでしたでしょうか?
 本来なら、本編系のじいさまネタをやろうと思ったのですが、まあ…オフィスも途中でしたしね。
 こっちではまたタフなジジイを書きたいと思ってますので、あまり期待しないで待っていてください。
 それではいろいろとお忙しいようですが、また某所で絡んでくださるとうれしいです。
 またそちらへもお邪魔いたしますね!

 拍手のみの方もありがとうございました。
 さて、そろそろサニーちゃんを帰らせないと…(´∀`)

猫を拾いました(3)

 翌日にはもう、幽鬼はカワラザキの手でBF団本部へと連れてこられていた。
「ここ、どこだ?」
「お前が出会った、いちばん大元の飼い主がいるところだ」
 カワラザキが婉曲な言い方をするより先に、幽鬼はBFの存在を嗅ぎ取っているようだった。
「カワラザキ殿、その子供ですかな?興味深いものとは」
「ああ、そうだ」
 幽鬼は突然現れた孔明に、ほんの少し威嚇の体勢を取ったがカワラザキになだめられた。
「普通の子供にしか見えませんが」
「BFがお認めになった子供だ」
 一瞬にして孔明の表情が変わる。
「ふむ…ならば、確かにいろいろ調べてみる必要がありそうですな…準備いたしましょう」
 孔明が消えてから、幽鬼は楽しそうにカワラザキを見上げた。
「今のだれ?」
「BF…お前が出会った方の腰巾着だ」
「仲悪いだろ?」
「なぜそう思う」
 幽鬼は意味ありげに笑う。
「あれ、狐だから。狸のじいさまと仲悪いの、当たり前だ」
 カワラザキが通路に響くほどの大声で笑った。
「これはいい。やつは狐か!」
 しかし幽鬼の得意げな表情は長く続かなかった。
 孔明の配下である医療班のエージェントが、幽鬼を抱えて連れていってしまったからだ。
「みぎゃああああ」
 結局、幽鬼がカワラザキの元へ戻されたのは二時間ほどもあとだった。
 本部にあるカワラザキの私室で、幽鬼はひどく不機嫌な顔でラグに座り込んでいる。
「そろそろ機嫌を直さんか」
 そう言われてもぷいとそっぽを向くだけ。
「なにがいい?温めたミルクか、それとも上等のオイルサーディンか」
 それでも幽鬼は拗ねて丸くなったままである。
「やれやれ」
 カワラザキはため息をついて幽鬼のそばに屈み込み、頭を撫でてやった。

お返事は暗くなるまで待って

 ついに相撲の決まり手にも飽きたので、洋画の名作タイトルをパチってきました(`・∀・´)エッヘン!!
 それにしても寒い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

>2日の○さま
 じいさまは実際、ときに厳しくときに優しいその親心で、今まで何人ものエージェントを育ててきたものと思っています(幽鬼も含む)自分が世界を見てきたからこそ、かわいい子には旅をさせよの心境が働くのでしょうね。
 で、かわいい鬼子にはたびたび、ではなく、しょっちゅうだと思っております(うまく言ったつもりだろうがそうはいかねえ)
 (/ω\)イヤン身体が持たないわ。
 ちなみに管理人の中では、樊瑞にとってサニーちゃんは娘であるだけでなく、アルベルトからの預かりものと思っているように考えています。
 すなわちサニーちゃんになにかあれば、アルベルトに、ひいては扈三娘に申し訳が立たないと。
 なのでついつい甘くなってしまうのでしょうなぁ…でもサニーちゃんはきっとたくましく育つと思うの(犠牲者は孔明)
 それでは管理人、ちょっとおぢさんとともに溶鉱炉に沈んでまいります。

 拍手のみの方もありがとうございました!
 行動的なサニーちゃんが大好きです!

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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