GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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夢十夜 アルベルトの夢

 こんな夢を見た。

 コンコンとノックの音がして、いつもよりもドレスアップしたサニーが美しいブーケを持ってアルベルトの部屋へ入ってきた。
「お父さま、今日はおめでとうございます。あら、まだお支度なさってないんですか?」
 サニーはちょっとあきれたようにそう言って、アルベルトのクローゼットをごそごそやり始めた。
 支度?なんのことだろうか。
 アルベルトは読んでいた新聞をたたんで考える。
 サニーが持っているブーケはどう見ても結婚式に花嫁が持つもの。
 とすると今日はサニーの結婚式なのだろうか?
 いやいや、いくらなんでもサニーはまだ結婚には幼すぎる。
 となると次はイワンしか思いつかないが、イワンの結婚式にアルベルトが支度することが関係あるとは思えない。
 第一、アルベルトに忠実なイワンが結婚のことを報告していないはずがない。
 もしかして…結婚式ではないのか?
「サニー」
 アルベルトはまだクローゼットの中を漁っているサニーに思い切って尋ねた。
「今日は、その…いったいなんの祝いだ」
「いやですわお父さま、今日はお父さまの結婚式じゃありませんか」
 やはり結婚式のようだ。
 しかし亡き妻との結婚記念日はまだ先のはずだし、その日にちをサニーが知るはずはない。
「あったわ。もう!お父さまったらこんなところに片付けて」
 サニーが取り出してきたのはセルバンテスのものかと思うような白いスーツ。
「アルベルト、まだ準備ができておらんのか」
 待ちかねたように入ってきたのは樊瑞。
 いつもの黒スーツのままのアルベルトを見て顔をしかめる。
「むぅ…早く着替えねば式に間に合わんぞ」

 イワンの手を借りたサニーに無理やり白へと着替えさせられ、さすがにアルベルトも説明を求める。
「なんの真似だ、これは。第一、儂がだれと結婚…」
「決まっておろうが」
 アルベルトの言葉をさえぎり、樊瑞が満面の笑みでアルベルトの肩を叩いた。
「おぬしが愛している国警のあの男だ。九大天王の…ほれ、なんと言ったかな、サニー」
「戴宗さまですわ、おじさま」
 サニーも当然のように答える。
「そうそう。あの男が外でおぬしを待っておる」
「ちょっと待たんか!」
 アルベルトの中でなにかが切れた。
「なぜ儂が戴宗と結婚せねばならん!」
「なにを言うか。おぬしたちの深い愛に感動したワシが策士を説得して、ようやく今日の日にこぎつけたのではないか。幸せになるのだぞ、アルベルト」
 あまりのショックにアルベルトが言葉を失っているところへ今度は戴宗が乱入してきた。
「衝撃のおっさんが俺の嫁になってくれるとはなァ…お嬢ちゃん、おっさんは俺が幸せにするからな」
「はい、父をよろしくお願いします、戴宗さま」
 なぜ皆が当然のように会話しているかにアルベルトの脳内が沸騰しそうになる。
「おめでとうアルベルト。サニーのことは心配いらんからな」
 にこやかに祝福する樊瑞を見るうち、アルベルトは自分の血液が沸騰点に達した気になったのを知った…。

「おはようございますアルベルトさま、どちらへ」
 朝食もとらず、ベッドから出るなり上着を羽織って出かけようとするアルベルトに、コーヒーのトレイを持ったままのイワンが尋ねる。
「ちょっと樊瑞を殺ってくる」
「はあ…お気をつけて」
 事もなげに物騒な一言を放ったアルベルトの背中を、イワンは首をかしげながら見送った。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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