GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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夢十夜 十常寺の夢

 こんな夢を見た。

 十常寺はもう永い間生きている。
 さながら国警の村雨ではないが、十常寺も不死身に等しく人の世の流れを見てきたのだ。
 そんな十常寺が今一番気にしている存在はサニーのこと。
 ずっと孤独だった十常寺にとってサニーは一服の清涼剤にも似ており、一緒に戯れたりもしたいのだがどうもあのオヤジーズに混じる気にはなれない。
 そこで考えたのが自分も「娘」を創ってみようということだ。
 まずは人型を創り、そこに命を吹き込めば立派に「娘」となってくれるはず…十常寺は嬉々として作業を始めた。
 ずっと昔、皇帝と呼ばれた男の近くにいたあの女性をモデルにしよう。
 名前は確か…そうそう、楊貴妃とか言った。
 それを現代風にアレンジして、細面に柳腰、それでいて胸や尻の辺りは少しふっくらと肉付きよくして…何日も何日も執務室に閉じこもり、十常寺はその作業に没頭した。
 やがて出来上がった人型は見事なもので、十常寺は休む間もなくその人型に命を吹き込んだ。
 ゆっくりと目を開いた中華風の美人は、十常寺を見てにっこりと微笑み、こう言った。
「おとうさま」

 それから十常寺は幸せだった。
 サニーほど幼くはないものの(そう創ったのだから当たり前だが)、貴妃は優しくよく気がつき十常寺の孤独を紛らわせてくれた。
 しかし好事魔多し。
 十条が執務室においている美人の噂はどこからともなく流れ…当然のようにひとりの男がやってきた。
 執務室から出てはいけないと言い聞かせていたのに、貴妃が外にいるのを知り十常寺は急いであとを追う。
 貴妃はだれかに肩を抱かれ去っていくところだった。
 憎むべきその男は…ヒィッツカラルド。
「否…否、否、否!」
 思わず十常寺の発した声にヒィッツカラルドが振り向く。
「やあ十常寺、こんな美しいお嬢さんを隠しておくなんて隅に置けないな。先ほどデートの承諾をいただいたのでね、ちょっと失礼するよ」
 十常寺は激しく首を振り貴妃に言った。
「彼の男、危険甚だしきや。疾く戻りたまえ」
 しかし貴妃は少しはにかんだ微笑を浮かべて答える。
「でもおとうさま…娘はいつか嫁ぐものですわ」
 愕然とする十常寺をよそにふたりは連れ立っていってしまった…。
「実に憎きは素晴らしき男也。この恨みいつや晴らさん…」

 あれ以来なぜか樊瑞から追われているためほとんど執務室から出ない残月のところへ、今度はヒィッツカラルドが訪ねてきた。
「白昼の、交換条件といかないか?」
「交換条件?」
 訝る残月にヒィッツカラルドは続ける。
「そう、交換条件だ。私は君と魔王の因縁を調べよう。その代わり君は私と十常寺になんの関係があるのかを調べて欲しいのだ」
 今ここに、謂れのない被害を受けているふたりががっちりと手を組んだ。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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