GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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Will you marry me? (腐向け注意)

「私は初めて会ったときからお前のことを認めていた。
 なんと言えばいいんだ? お前がBFを信じる前に信じていた神の言葉で言うなら、ひとめぼれってやつか?」
 いつになく真剣な表情で話し始めたレッドに、少し呆れながらヒィッツカラルドが返す。
「…別にひとめぼれは神の言葉じゃないだろう」
「じゃあなんて言えばいい? 私はあまりこういうことをよく知らなくてな…」
「普通にひとめぼれでいいんじゃないの? って、この話の流れだとお前が私にひとめぼれしたってことになるじゃないか」
 思わず手を止めたヒィッツカラルドに、我が意を得たりとばかりレッドは熱弁をふるってきた。
「だからさっきからそう言っている。
 私はお前のすべてを認めている。だからお前も私のすべてを認めてほしい」
「あー、それはつまり…」
 ヒィッツカラルドは改めて尋ね返した。
「俗な言葉で言うと、お前が私にひとめぼれしたから、私にも惚れてほしい、ってことか?」
 レッドが勢いよくうなずいた。
 ヒィッツカラルドはひとつ大きな息をつき、テーブルに視線を落とす。
「…そういうことは焼肉屋で言うようなことじゃないだろ…ほら、カルビ焦げるぞ」
「おっ、いかんいかん」
 あわてて肉を食べ始めたレッドを、ヒィッツカラルドはやはり呆れたようにながめていた。

「お前と行動することによって、私の気持ちはますます固まっていく。
 そろそろこの間のこと、考えてくれたか?」
「考えるって、なにをだよ?」
「だから! ほら、私と結婚するのを考えてくれたかと聞いているんだ」
 ヒィッツカラルドは怒りで指を弾くことすら忘れ、レッドに食ってかかった。
「おかしいだろ! 私も、お前も、同性! なっ?」
「…今の時代、普通に結婚してるだろ?」
「そりゃそうなんだけど…なんで私とお前が結婚するんだよ」
 近未来では同性婚はほぼ当たり前のようになっている。
「愛してるからに決まってるだろ! 告白したいからこの任務も引き受けたんだし!」
「お、ま、え、か」
 ヒィッツカラルドは一句ずつ区切ってレッドに顔を寄せ、その襟元を締め上げた。



「こんな廃墟探索の任務引き受けやがって…! 私はこういう場所は好きじゃないんだ!」
「いや、求婚にはいいムードだと思ったんだが…」
「なんで!」
「だれもいないし、あの、なんだっけ? 吊り橋効果とかって一緒に怖い体験したら愛が深まるとかって話もあるし」
「深まりもしないし、そもそも始まってもいねえよ!」
 ヒィッツカラルドがそう叫んだとき、どこかで窓ガラスの割れる音がした。
「うわあああ!」
 このとき驚きのあまり、うっかりレッドに抱きついてしまったのが後の勘違いを加速させることになった。

「なあ、お前さ」
 珍しくヒィッツカラルドがレッドに声をかける。
「なんだ?」
「あのときの話、覚えてるか? ほら、お前が私に求婚した話だよ」
「忘れるはずがないだろう。今だってそう思ってる」
「そっか…」
 ヒィッツカラルドは少し考えてから、背中合わせのレッドに言った。
「私が今から言うことを、そっくりそのまま続けろよ」
「は?」
 素っ頓狂な声を出すのはレッドの番だった。
「今、どういうときかわかってるのか? 敵に囲まれて、ふたりとも生還できるかどうかってときに…」
「だからだよ」
 ヒィッツカラルドはにやりと笑い言葉を発した。
「病めるときも、健やかなるときも」
「…や、病めるときも、健やかなるときも…」
 訳がわからず戸惑いながらもレッドはヒィッツカラルドの言葉を繰り返す。
 やがて…レッドはヒィッツカラルドの言葉がなんなのかを理解した。
「ヒィッツ…お前…」
「…死がふたりを分かつまで…突っ切るぞ、レッド! 生きて私と暮らしたいならな!」
 ヒィッツカラルドはレッドに背中を預けて走り出す。
 先ほどまで少しあきらめ気味だったレッドの顔が明るくなった。
「当然だ! お前が私の気持ちを受け入れてくれたんだからな!」
 築かれていく死体の山に目もくれず、ふたりは新しい生に向かって駆けていった。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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