GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

夢十夜 セルバンテスの夢

 こんな夢を見た。

 早朝からやけにけたたましく電話のベルが鳴っている。
 ベッドで半身を起こしたセルバンテスは、そのまま電話と直結しているモニターのスイッチを入れた。
「大変です、セルバンテスさま」
 セルバンテスの表の顔、石油採掘会社を任せている男の顔が映った。
「どうしたんだね、こんな朝早くに…私はまだ朝食だって済ませてな…」
「セルバンテスさまがお持ちの油田で原油が枯渇いたしました!」
 あまりにも突然の言葉にセルバンテスの表情も厳しくなる。
 説明を求めるより先に、別の電話が鳴った。
「大変です!セルバンテスさまがご購入の株式が下落していきます!」
「セルバンテスさまの所有されている不動産が、無価値に近い値に落ちました!」
 次々と、世界中からセルバンテスの資産が消えていく様子を報告してくる。
 そしてそれとほとんど同時に、セルバンテスの寝室に管財人がやってきた。
「ただいまよりこの豪邸は、別の方の所有となりました。即行立ち退いていただきます」
 かくして身ひとつで放り出されたセルバンテスが行き着く先は、BF団の本部しかなかった。
「…最悪だよ。悪い夢を見ているみたいだ…」
 イワンの差し出す紅茶を一口すすり、セルバンテスはアルベルトを見上げた。
「でもまあ、私にはまだ十傑集としての地位があるから、本部でなら…」
「それは違うな、バンテス」
 アルベルトの言葉にセルバンテスはその顔をまじまじと見る。
「貴様は表の仕事に精を出すと言って、あの残月を後継にしたではないか。もう十傑集に貴様の席はないぞ」
「なっ…!」
 そうだった。
 十傑集としての任務に少し疲れたから…そんなことを理由に一線を退いたのだった。

「あ、あれは言葉のアヤってやつで…」
「だがもう遅い」
 さらに追い討ちをかけるように策士から連絡が入った。
「オイルのないオイルダラーなど無価値ですな…これからはオイルニートとでも名乗られてはいかがですか」
 この上ない皮肉に対抗できない。
「どうぞセルバンテスさま」
 イワンが差し出したものは真っ黒な全身タイツ。
「十傑でもなくなった貴様は、またC級エージェントからやり直しとなる。さ、銀行でも襲ってこい」
「そんなあ!冷たいこといわないでよアルベルト。イワンくんと同じ君の部下でもいいからさ、私をここに置いてよぅ」
 中年が鼻を鳴らしてもちっともかわいくない。
 アルベルトはセルバンテスを一瞥し、冷たい一言を放った。
「オイルニートなぞに用はない。金輪際、サニーにも近づくことは許さんぞ」
「そ、そんな…」
 ガックリと膝をつくセルバンテスの目に、アルベルトの背中がかすんで見えた…。

 BF団本部の通路を歩いている幻夜を、柱の影からセルバンテスが手招きしている。
「幻夜くん、幻夜くん」
「なんですかなセルバンテス殿」
 セルバンテスは気安く幻夜の肩を叩きながら言う。
「あのさ、あのシズマドライブ。アレ、止めちゃおうよ」
「は?いきなり…なんですか」
 目覚めたセルバンテスは現在の残存原油の量や株式の価格などを確認し、破産までにはまだまだ遠いことに安堵した。
 この先石油を脅かすもの、それはシズマドライブだ。
「君がシズマを止めるためだったらね、おじさん全面的に協力しちゃうから、うん」
 そんなわけであの大怪球を作ったのはセルバンテスの財力らしいという話。

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

FC2カウンター

プロフィール

まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

最近の記事

フリーエリア

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。