GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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夢十夜 レッドの夢

 こんな夢を見た。

 レッドは追われていた。
 安易な任務だったはずなのに不慮の爆発が起こり腕を負傷したうえ、国警の影丸の部下に見つかり追われているのだ。
(腕が使えれば、あやつらなど蹴散らせるものを…!)
 臍を噛むがなってしまったものはどうしようもない。
 やがてレッドは追っ手を振り切るために、森へと入り込んだ。
(さて…どういく?)
 しばらく逡巡していたが、ふと見つけた小屋へ一時避難することにする。
 いざとなれば小屋ごと爆破し、その騒ぎに乗じて逃げることもできる。
 しかし…不思議なことに追っ手にはこの小屋は見えないようなのだ。
「どこへいった」
「まだそう遠くへいくとも思えぬが」
 そんなことを口々に、小屋の扉へ隠れるレッドの前を通り過ぎていく。
(よくわからんが…これは好都合。しばらくここで傷を癒せる)
 どっかと床に腰を下ろしたとき、ふと触れた壁がやけにやわらかいことに気づいた。
 そういえば、小屋全体がなにやら甘ったるい匂いを発している。
 レッドは意を決し、茶色の扉を爪で引っかいてみた。
 削れたものは木片ではなく、匂いをかいで舌先で触れればあの味がした。
「…ちょこれーと?」
 窓ガラスはベッコウ飴、やわらかい壁はビスケットとクッキーを組み合わせたもの、扉はチョコレートとくれば…。
「まさかここは…お菓子の家、というやつなのか?」
 そんなものは童話の世界の話とばかり思っていたが、実際目の前に現れてみるとお菓子好きのレッドには願ってもないことだった。

「せっかくだ。腹ごしらえといくか」
 壊しても差し支えのない部分から剥がしていき、次々と口の中に放り込んでいく。
 いつしか腕の痛みなど忘れてしまっていた。
 けっこう食べたつもりなのに小屋は崩れることもなく、そのままの形を保っている。
 ふと、同じようにお菓子の好きな少女のことを思い出した。
「…帰ったら話して、うらやましがらせてやるか」
 そんなことをつぶやいた瞬間、その少女の声が響いた。
「レッドさま、サニーのおやつ食べたのねっ!」
 いつの間にかサニーが目の前に立っている。
「ああ、これは貴様が魔法で出したものか。なかなか美味かったぞ」
「返してっ!」
 返せといわれても、腹の中に納まってしまったものはどうにもならない。
 サニーは怒りの表情そのままに、魔法の杖を振りかざした。
「もー怒った!サニーは、サニーのおやつを食べちゃったレッドさまを食べちゃうんだから!」
 見る見るうちにレッドは小さくなり、難なくサニーの手の中に入ってしまう。
「くっ…離せ。貴様なんぞに食べられてたまるか」
 もがき、クナイも投げてみるがサニーは一向にひるむ様子を見せず、レッドをまるでクッキーのひとつのように口の前に持ってきた。
「いただきまーす。でもこんなに“小さな”レッドさま、お腹が膨れないかも」
 小さな、という言葉をやけに強調したように感じるのはレッドの気のせいか。
 とにかくその言葉は、レッドのコンプレックスを刺激するには十分だったようだ。
「やっ、やめ…うわあああ!」
 サニーの口中にレッドは放り込まれた。

「おい怒鬼」
 怒鬼は物陰からおそるおそるのぞいているレッドを怪訝そうに見た。
「あ、あの衝撃の娘は…今日もいるのか?」
 今さらなにを言うのだというような顔で怒鬼がうなずく。
「…私は今日は樊瑞の執務室へいくのは拒否する。たとえ召集がかかったとしても、だ」
 そういって足早に去っていくレッドを、怒鬼は首をかしげながらながめていた。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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