GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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夢十夜 カワラザキの夢

 こんな夢を見た。

 十傑集の中でエージェントたちの尊敬を集め、ほかの十傑はおろか策士にさえ睨みを利かせられる激動たるカワラザキは、意外にも福袋が好きだった。
 そう、正月にデパートなどで売られるアレである。
「ふうむ、どれがよいかのー。大きくて重いのは怪しげな感じがするし、小さくて軽いのはなんとなく損をした感じになるのう…かといって、大きくて軽いのもぬいぐるみなどが入っていそうじゃしのー」
 ワゴンに並べられた大小さまざまな福袋を前に悩む。
 こんなときサニーや幽鬼だったら中身がわかって便利かもしれないと思う反面、それでは福袋を開けるときの楽しみが半減してしまう気になる。
 散々迷った挙句、カワラザキは中くらいの大きさでそんなに重くもない袋を手にした。
「これがよいかの。まあ中を開けてワシに似合わぬようなものはサニーや幽鬼にやればよいわ」
 カワラザキならばワゴンの福袋全部を買うくらい訳ないのだが、本人としてはちょっとした運試しのつもりで買っているのだからこれでよいのである。

 本部へ戻り、私室でそっと袋を振ってみる。
 すると袋の中からガサガサという音が聞こえてきた。
「はて、いったいなにが入っているのか…開けてみるかの」
 袋の口を開いた瞬間、無数の細かいものが飛び立った…いや、よくよく見ればそれは幽鬼虫。
「じいさま」
「じいさま」
 無数の幽鬼虫が口々にカワラザキを呼んでまとわりついてくる。
「ちょ、ちょっと待たんか幽鬼!こんなに多くてはワシも…」
「じいさまの役に立ちたいのだ」
「じいさまの役に…」
 気持ちはありがたいのだが、このサイズでいったいなにができるというのか。
「おぬしは作戦時に十分役に立ってくれておる。もう元の大きさに戻ってくれ」
「戻れん」
「戻れん」
「役に立つまで戻れん」
 部屋いっぱいの幽鬼虫にまとわりつかれ、カワラザキは少々げんなりしてきた。
「こりゃとんだ福袋じゃわい」
 ややあってから幽鬼虫はなにやら思いついたようだった。
「じいさまの背中を流そう」
「じいさまをきれいにしよう」
 口々にそう言い、いきなりカワラザキの服の中にもぐりこんできた。
「や、やめんか幽鬼!う、うわ…」

「うわあああ!」
 カワラザキはそう叫んで飛び起きた。
 尋常ではない叫び声に隣室にいた幽鬼も飛び込んでくる。
「どうしたじいさま」
「うわああ、幽鬼ィ!」
 さっきの夢がオーバーラップしてついつい悲鳴にも似た声を上げてしまう。
「お、俺がなにかしたの…か?」
 不安そうな幽鬼にようやく我に返った。
「違う!違うんじゃ!とても…とても怖い夢を見たんじゃ!」
 カワラザキほどの男が夢ごときで、と幽鬼は思ったがカワラザキは決してその夢の内容を教えてはくれなかった。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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