GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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地下にて

――今は、いったい何時ごろでしょうか…。
 ああ、そろそろ20時になるのですね。
 おかえりなさいませ、孔明さま。
「…ただいま」
――もう夕食はお召し上がりになりましたの?
「ええ、軽く済ませてきましたよ。
 実は今、少し休憩を取ってからまた執務室に戻らねばなりませんのでね」
――まあ、お忙しいのですね。
「でもあなたの声が聞きたくて、ここへきてしまいましたよ」
――ふふ、ありがとうございます。
 でも、どうか、お身体に無理のないようになさってくださいね。
「ありがとう。
 しかし私…いえ、我々の悲願を達成するためにはそのようなことも言っていられませんよ」
――ええ、ええ、それは私も十分にわかっております。
 ですが…。
「やれやれ。あなたの心配性は変わりませんな」
――心配させているのは、どこのどなたでしょうか。
「ハハハ、いやまったく、そのとおり。
 こうやってあなたが私を癒してくれますから、大丈夫ですよ」
――ならよろしいのですけど。
 私はずっとここにおりますから、私などの話でよければいつでもおいでくださいませ。
「ありがとう…」

――おかえりなさいませ、孔明さま。
「…あなたの声が聞きたくなりました…」
――孔明さま、お疲れなのではありませんか?
「なぜわかるのです?」
――お声が沈んでいらっしゃるようで…。
 私には孔明さまのお顔は見えませんが、お声の様子でわかります。
「そう…でしたね。あなたが私の顔を見られないように、私も…」
――孔明さま…。
 私はなにをして差し上げたらよろしいでしょう…。
 できることは限られていますが、私にできることがあれば…。
「…いえ…」
――そう…でしたわね。
 私にはなにもできることがありませんでした。
「そんなことを…言わないでください」



――昔のように、膝をお貸しすることもこの手で孔明さまを抱くことも…。
「おやめなさいっ!」
――…私は…。
「あなたは…あなたは本当は私を恨んでいるのではありませんか」
――…。
「あなたをこのような姿で生かしている、私を恨もうと思わないのですか」
――私はあの凄惨な事故で肉体こそ失いましたが、孔明さまのおかげでこうしていられるのです。
 脳髄だけで、薬液の中に浮かんでいる私が、孔明さまを恨むというのなら…この存在ごと消していただくことになります。
「私の我儘だと…あなたを脳髄だけでも手元に置いておきたいと思う、私の我儘だと詰ってくれていいのです」
――それが孔明さまの望みだとおっしゃるなら、私はかまわないのです。
「いつか必ず、あなたの身体を取り戻したい…。
 そのためにも私は…」
――孔明さま…。
「…少し話し疲れました。
 私は戻ることにします…あなたも休んでください」

――私は…孔明さまの重荷になってしまっているのでしょう。
 あの事故のとき、私はやはり死んでいればよかった…。
 孔明さまがBFさまとともにこの世界を手中におさめたら、私の身体を造ってくださるとおっしゃっていたけれど、はたしてそれは必要なのかしら…。
 孔明さまに本当に必要なのは…孔明さまを癒してくれる生身の女性で、私ではないのです…。
「…」
――どなたですか?
 孔明さまではありませんね。
 この部屋に孔明さま以外の方が入れるとしたら…ああ、あなたは…!
「…」
――私につながっている装置を…お願いですから…切ってください…。
 そして、孔明さまに…あ、り…と、伝え…。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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