GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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中庭にて

――うう、急にリンゴ食べたくなったから幽鬼さまのとこから取ってこいなんて…カワラザキさま、ひどいよぉ。
 許可をもらおうとしたけど幽鬼さまはどこにもいらっしゃらないし…。
 しょうがないから、ひとつだけ失礼しますよっと。
「そこでなにをしている」
――ひえええっ!ゆ、幽鬼さまっ。
「なにをしていると聞いている」
――いえ、あの、カワラザキさまのご命令で…。
「なぜ俺にひと言言わない」
――お探ししたんですけど…。
「お前の後ろにいるやつが、攻撃するかもしれんと聞かなかったのか」
――え?後ろ?
 あ、あー、これ、知ってる…確か…コブラ…。
「お、おい!おいっ!」

――んぎゃああああ!へっ、ヘビ!ヘビ!毒ヘビっ!
「…やかましい」
――んぎゃああああ、幽鬼さまっ!
「やかましいと言っているんだ。少し落ち着け」
――で、でも…あっ、そうだ、リンゴ!
「もうじいさまのところへ持っていかせた」
――えっ?
「じいさまだって二時間も待っていないだろう」
――に、二時間?
「お前が気を失って、二時間が過ぎた」
――えええ、そんなにっ!あ、もしかして幽鬼さま、ずっとそばに…。
「放っていくわけにもいくまい」
――わ、わた、私…わだじ、泥棒にぎたのに…うわあああん!
「…なぜ、泣く…」
――ず、ずびばぜ…。
「…洟と涙でぐちゃぐちゃだぞ…ほら」
――あ、ありがとうござ…。
「俺はもういく。お前も早々にじいさまのところへ戻れ」



――あのとき幽鬼さまにお借りしたハンカチ…カワラザキさまのお話だと、幽鬼さまは絶対そんなことしない方って…。
 だ、だからこそちゃんとお返ししないと!
 でも…どこにいらっしゃるかわかんないから、また中庭へきちゃった。
「おい」
――あっ、幽鬼さ…んぎゃああああ!
「ヘビが苦手なら中庭へくるな」
――だ、だって、ここじゃないとあえな…。
「悲鳴も上げるな、泣くな」
――はい…。
「俺になにか用か」
――こ、これをお返ししようと思って。
「ああ…貸したつもりはない。お前にやったつもりだ」
――だけど、幽鬼さまに物をいただくなんて恐れ多いし…。
「リンゴを取りにきたくせに?」
――う…。
「冗談だ。あれはじいさまの命令だったらしいしな」
――笑った幽鬼さま…初めて見た。
「とにかく、これからは俺の許可なくここへはくるな。欲しいものがあれば言え。無理でなければやる」

――介抱してもらって、ハンカチまでいただいたのになにもお返ししないなんて申し訳ないから…は、初めてクッキー焼いてみたんだけどもらっていただけるかな…。
 あ、もしかしてハンカチ返さなくていいっておっしゃったの、私がぐちゃぐちゃにしたからかも…。
「…中庭へはくるなと言ったはずだが」
――あの、こ、これを…。
「あいつはクッキーでは手なずけられんぞ…というか、これはクッキーなのか?」
――は、はい!がんばって作りました!
「ココアとバターの…マーブル?」
――いえ、焦げたんです!
「…お前、これ、じいさまに食べさせたのか」
――はい!おいしいとおっしゃってくださいました!
「おい、俺はじいさまほど優しくないぞ。じいさまが許しても俺が許さん。お前にちゃんとした作り方を教えてやる」
――え。ええーっ!
「俺の手本では気に入らんと言うのか?」

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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