GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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医務室にて

――さっきから騒ぎが起きてる。
 よほどのことがなければ、私のような新米の医師のところへは駆け込んできたりしないと思うけど。
…だれかを探してるみたい?
…通り過ぎていった…。
「…いったか…」
――え?
 え?え?て、天井に?あ、あなたは確か…。
「…私を探しているのだ…」
――お世話役の人たち…。
「…かまい過ぎる…」
――でも、あの方たちは心配して…。
「…かすり傷だ…」
――なにを言って…ひどい怪我じゃないの!
「…たいしたことはない」
――診せて。私、医師よ。
「…」
――腕は…縫わないとダメね。ほかにも隠しているでしょう?
「…胸を…少し、だ」
――さっきは気づかなかったけど、血がにじみ出しているわね。
 これは…切り傷?
「…刀傷…だ」
――カタナ?ニンジャ?
「…ふふ…敵はそうだが、私は違うな…」
――あなたは…ブシ?
「…私の場合は…適する言葉がない…強いて言うなら…武人だ」
――ブジン?
「…ふむ…お主とは生まれた国を異にする…理解できずとも、よい…」
――ブジンという人は…いえ、なんでもないわ。
(変な私…男性の身体なんて見慣れているはずなのに…なぜか…)
「…遠慮はいらぬ…気になることがあれば、問え」
――我慢強いのね。それとも…やせ我慢というやつかしら。
「…この程度の傷は…我慢のうちにも入らぬ」
――ふふ、よかったらそのキモノも縫いましょうか?
「…これこそ…あやつらにやらせればよい。それより…」
――なに?
「…血には、慣れていないのか」
――まさか!私、新米とはいえ医師なのよ?
「では…なぜ、顔が赤い…?」
――こ、これは…その…気にしないで…。
「…そうか…ところで、敵が侵入したとの話もある…くれぐれも…気をつけよ」
――ええ、ご忠告ありがとう。


――もう数日前のことなのに…思い出すと胸がドキドキする…。
 今日もなにか騒がしい…あの人が言った通り、侵入者があったのかしら。
 サイレンが鳴っている…!ああ、どこかで爆発の音…!
「…無事か…?」
――あなたは…。
「…ここにも…やってくるかもしれん…逃げろ…」
――で、でも私は、怪我をした人の手当てをしなければ…!
「…ほかにも、医者はいるだろう…」
――私もそのひとりですっ!逃げるわけにはいきません!
「…いい度胸をしている…ならば」
――え?(私の前に立って…?)
「…必要なものを持て…私の背について…移動するぞ…」
――は、はい!
「…正直なことを話すと…」
――なに?
「…女子に背を預けるのは…お主が初めてだ…」
――わ、私も!私も…男性に守ってもらうのは…初めて…。
「…そうか…ならば…私から離れるなよ…」


――騒動が収まったのは、それから数時間後だった。
 あの人は収拾のために動き、私は元の医務室に戻って怪我人の手当てに奔走した。
 あの広い背中が…忘れられない…。
「…」
――だ、だれ?
「…返しにきた…」
――あ、包帯…いいのに…。
「…怪我人が多く、足りなかろう…」
――ふふ、戦場じゃないから物資はたくさんあるわ。
「…戦場、か…」
――ブジンの人は、イクサバというのね。
「…一緒に…くるか?」
――ええ?
「…怪我をする者も多い…」
――私に、専属医師になれっていうの?
「…好きに解釈してよい…」
――(こんな気持ちのままで…どうしろっていうのよ…)
「…お主なら…背を向けてもよさそうだ…」
――ひどいわ!襲ったりしないわよ!
「…ふふ…その度胸も買いたい…」
――狡い人…(私の気持ち…気づいてるみたいなふりして…)
「…ふふ…私は狡いか…」
――ええ、本当に。
「…適する言葉が見つからぬ…初めて、背を預けた女子には、な…」
――なん…ですって…?
「…私の傷を…お主に診てもらいたい…それからこの傷の後始末も…」


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ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
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