GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

図書室にて

――今日の入庫はこれで終わりっと。
 最近は電子書籍ばかりだけど、ハードカバーとかの紙の本が好きだな。
「そうだな。私も君に同意見だ」
――え?
 きゃ、きゃああ、ざ、残月さまっ。
「ああ、あわてて脚立を降りると…ほら、踏み外した」
――す、す、すみませんっ!残月さまに受け止めていただくなんて…。
「女の子が落ちるのを黙って見過ごすわけにはいくまい」
――ほ、ほんとに、ほんとに申し訳ありませんっ。
「ははは、そんなに気にせずとも…。ところでそれは新しく入った本かな?」
――はい!今日入ったばかりのものです。
「ふむ。では私の時間つぶしになりそうな本を、君に選んでもらおうかな」
――え?
「君ならどれを読む?」
――あ、だ、だったらこれです!私の一番好きな本なんです!
「ほう…この手の本は読んだことがないが…君のおすすめだ、読んでみよう」
――は、はいっ!
「では、またな」


――あーあ、貸し出しの期間すぎちゃったけど、残月さま、返しにいらっしゃらないなぁ。
「…遅くなった」
――わ、わわっ、残月さまっ!(き、聞かれちゃったかな)
「もしかして、この本を待っている者があったかな」
――え、ええと、この本、女の子のあいだではけっこう評判で…。
「それは悪いことをした。言い訳するつもりはないが任務に手間取ってしまったのでな」
――あ、だ、大丈夫です!
「それで、この本のことだが…恋愛小説というものは初めて読んだ。私のような無愛想な男にはちと理解しがたい内容であったな」
――そ、そうですか…。
「君がこの本をすすめてくれたのは、少しは私も女性の感情を勉強するべきだからかと思ったのだがな」
――そ、そんな失礼なこと…!
「ふふ、冗談だ。ともかく本は返そう」



――まったく!どうしてみんな本を傷めるの?化学室のエージェントなんか薬品に触れた指でページをめくるなんて、最低だわ!
「おや、今日はご機嫌斜めのようだな」
――だってみんなが…!…って、残月さまっ!きょ、今日はどの本を…。
「いや、今日は本を借りにきたのではない。これを…」
――え?この本は…?
「私の好きな本だ。君にも読んでもらって…気に入ったらそのまま持ってくれればいい」
――え、え~~~(ど、どうしよう。心臓が…すごくバクバクいってる…)
「私のつもりで、傍に置いてもらえればいい」
――じゃ、じゃあ、いただきます。
「ありがとう…」
――残月さまはいってしまわれたけど…これって…。



――あ、いらっしゃった。残月さま!
「おや、図書室の子ではないか」
――あの、この本、お返しします。
「ふむ、気に入らなかったか…」
――いえ、お話はとてもおもしろかったです。でも。
「でも、なにかな?」
――あのとき、残月さまがおっしゃった言葉、あれって私がおすすめした本の中に出てくるセリフですよね。
「……」
――一瞬、私うれしかったんです。でもからかわれたかもって思って…それで…それで…。
「さすがに好きな本のことだけはあるな」
――え?
「君がすすめてくれた本の中のセリフ、口説き文句にはちょうどいいと思ったのだが…やはり私は無粋だったようだ」
――口説き文句って…まさか…!
「からかう気など毛頭なくてな…ところで私の部屋には蔵書が多い。どうだろう、私だけの司書になるつもりはないだろうか」

 あなたの答えは?

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

FC2カウンター

プロフィール

まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

最近の記事

フリーエリア

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。