GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

目覚めたねむりひめ

 さて、目が覚めたサニーは自分の姿と、自分を取り巻く十傑の面々を見て…ひどく怯え、自室のクローゼットに閉じこもってしまった。
「サニー、サニー、いい子だから出てきなさい」
 樊瑞がドアをたたいて声をかけるが、サニーは泣きじゃくるばかりで一向に出てくる様子はない。
「だっ…だって…さに…約束…おじさまとの…約束…」
 どうやら約束を破って魔法を使ったことを叱られると思っての行動らしい。
「ここは私の出番かな」
 子供慣れしているセルバンテスが進み出る。
 やはり樊瑞やアルベルトでは説得できないとわかり、樊瑞はドアの前の場所wセルバンテスに譲った。
「頼む、油成金」
「あのさあ、前から言おうと思ってたんだけどその油成金ってのやめてくれない?うちは先祖代々続いてる由緒正しい製油会社なんだからさぁ」
 先祖代々だの由緒正しいだのという言葉を聞き、怒鬼やレッドが番頭さん姿のセルバンテスを想像したとしても無理はない。
 ほんの少し不機嫌そうだった表情を直し、セルバンテスはノックをして優しく声をかけた。
「サニーちゃん、私だよ。バンテスのおじさんだ。ここにいるのはね、みんなサニーちゃんを心配してやってきただけだよ。だーれもサニーちゃんを叱ったりしないよ」
「ほん…とに…?」
 しゃくりあげながら途切れ途切れにサニーが答える。
「で、でも…サニー…魔法の解き方…わかんないの…知らないうちに…こうなってて…」
「うんうん、そうだね。じゃあ、魔法が解けるまでおじさんの家にきていたらどうかな?」

 さすがにこれは聞き捨てならないと樊瑞が割って入った。
「待てバンテス。貴様などに預けたら、サニーを今のうちに第十夫人とかに決めかねんからな」
「おっしいなー。まだ第四夫人だよ」
 とりあえずセルバンテスの頭にこぶをひとつ作ってから、樊瑞はアルベルトを振り向いた。
「どうするアルベルト」
「サニーのことは貴様に一任してあるはずだ…儂はアレの顔は苦手だ」
 おそらく成長したサニーを見ると亡き妻を思い出すのだろう…アルベルトは去った。
 忍者ふたりは問題外。とすると
「一番頼りになりそうなのは…じいさまのところか」
 確かにカワラザキに預けておくのが一番無難に思えるが、その場にいた幽鬼がそれを聞いてしまった。
 サニーのことだから幽鬼が植物の手入れなどしていると、きっと手伝うと言ってやってくるだろう。
「うふふ、楽しい」
 屈託のないまぶしい笑顔で、胸の谷間が見えているのも気にならずに笑うのだろう。
 そして集まってきた蝶と戯れて「あんっ、邪魔しちゃダメ」などとかわいい声を上げるのだろう…。
「どうした、幽鬼!」
 鼻血はおろか吐血までして倒れた幽鬼を案じて、レッドと怒鬼がカワラザキのところへ運んでやった。
 ヒィッツカラルドはとっくに「中身が伴ってからじゃないとね」と立ち去っている。
「なにがあったのだ…」
 小さくつぶやく樊瑞にはおそらく一生わからないだろう。
「幽鬼くんに今のサニーちゃんを見せるのはまずいってことなんじゃないの?」
 セルバンテスの言葉は暗にカワラザキは無理といっているようなもの。樊瑞は腕を組んで考え込んでしまった。
 本来ならば自分がすべきことだが、自分の理性が保てるかどうか今ひとつ不安なのだ。
「やはりここは私が…」
 煙管の煙を吐き出した残月に樊瑞が怒鳴る。
「貴様なんぞに死んでも渡すか!」
「これは心外だな、魔王よ。なにゆえそこまで私を毛嫌いする?」
「BF団のルイスキャロルと噂されている貴様に、サニーを預けられるはずがなかろう!」
 ずいぶんな噂もあったものである。

 結局、サニーは十常寺のところへ厄介になることとなった。
 もっとも一晩寝たら魔法は解けてしまい、写真を撮っておかなかったことを後悔するエージェントが多数いたようだが。

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

FC2カウンター

プロフィール

まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

最近の記事

フリーエリア

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。