GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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BFさま ファイナル

 実体化したBFが本部内を不機嫌な表情で歩いている。
 おつきとして従っている孔明は、BFがいつ爆弾発言するかと心配でしょうがない。
「むっ」
 ふとBFが足を止めた。
「ど、どうされましたか」
「孔明、最近組織内の風紀が乱れているとは思わないか」
「ふ、風紀でございますか」
 眠っている間に団員間の恋愛を禁止しておかなかったのがいちばんまずかっただろうか、いや本部内での交際はおおっぴらにしないようにと通達は出したはずだ、と孔明の頭脳はフル回転する。
「あれを見たまえ」
 BFが指差した先には、通路に置かれているごみ箱が見える。
 その脇に、なにかの包み紙らしきものが落ちているのがわかった。
「ごみひとつまともに捨てられないなど…嘆かわしいことだ」
 孔明が手近にいるエージェントに命じて捨てさせようとするより先、BFはつかつかとごみ箱のほうへ歩いていきごみを拾った。
「なぜ、ちゃんと奥まで入れられないんだ!奥まで入れろ!」
 近くを歩いていた下級エージェントが数名すっころんだ。
「び、BF!そのような言葉を軽々しくおっしゃっては…」
「なんだ、なにか問題でもあるのか?」
「いえ、その…はい…」
 BFにその気があってもなくても、説明するのは孔明のほうが恥ずかしい。
「どうもおかしいな…僕が眠っている間に、なにか風紀の乱れるようなことでもあったのか」
「いえ、その、なんと申しますか…いちおうエージェントも全員成人男子ですし」
「女子もいるだろう」
「まあ、わかる者はわかるかと…」
 奥歯に物が挟まったような孔明の言葉にBFは業を煮やす。
「一度下級エージェントが集まっている食堂など見ておかなければいけないな。何事か起きていないとも限らない」

 食堂はピークの時間を過ぎたところのようで、十名ほどのエージェントが談笑している。
「こ、これはBFさま!」
 恐縮するのを手で制し、BFは食堂の奥にヒィッツカラルドの姿を見つけた。
「ヒィッツカラルド殿、あなたは十傑集なのですから…」
 ここはいるべき場所ではないとたしなめる孔明を適当にあしらい、ヒィッツカラルドはにやりと笑って簡単な昼食を示して見せた。
「実は今、任務からの帰りでしてね。とにかく空腹だったものでなんでもいいから食べたかったんですよ」
「なるほど。それはご苦労だった」
 そうしてBFは厨房に向かい、料理係のエージェントに声をかける。
「素晴らしきにたっぷり出してやってくれ!」
「BF!BF!」
 孔明があわてて止めるが、BFは怪訝そうな顔をするだけ。
「なにが悪いんだ。僕は素晴らしきをねぎらっているだけだぞ」
「は、はあ、それはわかって…」
 ヒィッツカラルドはというと新しく用意された料理を堪能していた。
「ふふ、ずいぶん大きな肉だな…大きすぎて口に入りきらない」
「もっと口を大きく開けなければだめだろう」
「喉の奥まで入ってしまいそうですよ」
 周囲で顔を赤くするエージェント多数。
「素晴らしき、シャツが汚れてしまうからナプキンを出しておきたまえ」
「そうですね、そうします」
 孔明を連れて食堂をあとにしたBFは、通路の壁に目を止めた。
「孔明、ここにポスターを。風紀を乱す者は厳罰に処す、とね」
「ははっ」
 恭しく頭を下げながら、孔明は心の中で風紀を乱しているのはお前だと突っ込みたくてしかたなかった。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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