GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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早朝より

 本部へ到着した孔明は、飛空艇から降りて大きく息をついた。
 なにしろ支部の問題をひとつ片づけて、夜通し飛んで戻ってきたのだ。
 飛空艇の内部で仮眠はとったものの完全に疲れが取れているとは言いがたい。
 しかし今朝はBFからの呼び出しがあり、そのために取り急ぎ戻ってきた。
「孔明さま!」
 BF付きのエージェントが孔明を見るなり駆け寄ってきたあたり、普通にBFと話し合いを行って少し休息を取りたかったが、どうやら無理らしい。
「何事です、騒々しい」
「び、BFさまが…!」
 実体化したのを自室へ閉じ込めておいたのが気に入らないのか、それとも何事かに怒っているのか…いずれにしても孔明が対処しなければならないことのようだ。

「失礼いたします」
 BFの部屋へ入って孔明は一瞬、口をあんぐりと開けた。
 朝食が用意されていたと思しきテーブルの上が散乱し、BFの身の回りを世話している女性エージェントが床にうずくまってしくしく泣いている。
 そしてBFはというと、ひどく不機嫌な表情で冷たくエージェントを見下ろしていた。
「孔明か…」
「何事がございましたか、BF。なにかこの者が無礼でも…」
「大ありだっ!」
 BFはひと言そう怒鳴ると、テーブルの上にあったお椀を手にした。
「この味噌汁…こんな濃いもの、飲めやしない!」
「でも…でも、私は栄養士のレシピ通りに…」
「黙れ!」
 めったに、それも女性に声を荒らげることの少ないBFだけに、エージェントは余計困惑し泣き続けているらしい。



「こんな塩分の高いもの…僕を高血圧で殺す気かい!」
「ま、まあまあまあ」
 なんとかBFの怒りを鎮めようと、孔明はBFを押しとどめた。
「栄養士の計算が間違っていたのかもしれません。あとでこの孔明が確認しておきます」
 エージェントは孔明の言葉にようやく泣き止んで、孔明を拝まんばかりに平伏する。
「孔明…君は彼女をかばうのかい?」
「かばうなどとは…しかしながら、BFに忠誠を誓うエージェントがBFが思ってらっしゃるような間違いを故意に犯すはずなど…」
「ふん」
 BFはひとつ鼻を鳴らし、椅子に腰をおろして吐き捨てるように言った。
「孔明と結託して僕を高血圧で殺す…恐ろしい娘だよ、全く!」
「BF…そんな姑が嫁をいびるようなことをおっしゃっては…」
 孔明は慎重に言葉を選んで説得するが、BFは納得しない。
「ああ、そうかいそうかい。大事にしてきた僕をないがしろにして、孔明はこの娘をかばって…あー、情けないったらありゃしない」
 そうしてぷいと席を立ち、部屋を出ていってしまった。
「…BFは…昨日、どのような生活を?」
 孔明が尋ねるとエージェントは思い出しながら答える。
「確か…サニー・ザ・マジシャンさまがお持ちになったDVDをごらんになり…ああ、本も持っていらっしゃいました」
「どのような本です?」
「ええと…【実録!嫁と姑の憎悪劇】とか、そんな題名だったような気がします」
 孔明は目を伏せてため息をついた。
「BFはまだ実体化して間がないため、外部からの影響を多大に受けます。メディアや書籍や音楽…ありとあらゆるものがBFの生活に影響するのです…」
 そこでいったん言葉を切った孔明の拳が固く握りしめられる。
「それをわかっていながら…あのアマ…っ!」

 そしてBFはどこへいったかというと…実はサニーの部屋で孔明とエージェントの愚痴をこぼしているのだった。
 BF、和食派らしい。

*Comment

 

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
  • posted by 履歴書の転職 
  • URL 
  • 2012.06/11 11:06分 
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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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