GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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お医者さんに相談だ♪

 残月は初夏の日差しの中、休日の日課である本部周辺の散策を楽しんでようやく自室へ戻ってきた。
 防音である部屋のドアが閉まる前に、その悲鳴にも似た声は飛び込んできた。
「私が自分で残月さまに確かめます!」
「サニーさま!」
 サニーは止めようとしたエージェントの手を振り切り、残月の部屋へ入る。
「サニー、いったい何事かな」
 この少女は自分に憧れを抱いており、根拠のない噂話を信じたりして自分がだれかと恋仲だとか、ひどく不安になったりするのだ。
 そんな事実はなく、安心させてやるのが自分の役目と残月はサニーを部屋へ招き入れた。
「あの、私、どうしても残月さまにお尋ねしたくて」
「ふむ、どのようなことかな」
 ラブレターを受け取ったのではないかとか、女性エージェントから告白されたのではないかとか、どうせそんなことを尋ねるのだろうと残月は苦笑めいた笑みを浮かべてサニーを見る。
「残月さまは、ハゲ散らかしていらっしゃるというのは本当ですかっ?」
「は?」
 思いもしなかった言葉に残月は思わず手にしていた煙管を取り落す。
「は、ハゲ散らかすというのは…どういう状態なのかな」
 いきなり怒鳴るのもなんなので、できるだけ落ち着いた声で尋ね返した。
「あちこちがハゲている状態のことです!」
 サニーは心配そうな表情をしながらも、大きな声できっぱりと言い放つ。
「残月さまはお帽子をかぶっていらっしゃいますわ。しかもその下はマスク…そのマスクは頭部から全体をすっぽりと覆うものと聞いております」
「いや、だからといって…」
「そのお帽子の下を見たエージェントの話では、実にすばらしい頭の形をなさっていたと…髪があれば多少は凹凸があって、そのようにきれいな頭の形は出ないとも…」
「私は断じてハゲではない!」
 つい大きな声が出てしまった。
 動きを止めたサニーを見て、すぐ反省する。
「あ、いや、その…誤解してもらっては困る」
「でも…でも、残月さまのお帽子の下やマスクの下を見たエージェントはみな、命を落としていると申しますし…」
「む…」
 それは単に素顔を見られては困るからなのだが。

「それは違うよ、サニーちゃん!」
 いったいどこで聞いていたのか、勢いよく飛び込んできたのはセルバンテス。
「おじさま…」
「帽子をかぶったりしているからハゲというのは誤解もいいところだよ!」
「でも…おじさまもクフィーヤをかぶっていらっしゃって…髪型を拝見したことがありませんわ」
 一瞬、言葉を失ったセルバンテスをサニーは見逃さない。
「まさか、おじさまもハゲて…」
「ま、まさかまさかまさか!」
「そうおっしゃりながら目が泳いでらっしゃるのはなぜですの?」
 ややあって残月が視線を落としながら口を開いた。
「サニー、君が我々を疑うのは勝手だ。しかしもう少し柔らかな言い方はないものだろうか」
「そ、そうだね。ストレートにハゲと言われると、そうでなくとも口ごもってしまうよ」
 なにか思うところのあるふたりは、アイコンタクトを取りながら言葉を続ける。
「毛髪の不自由な人、とか」
「少しばかり地肌の面積が広い、とか」
 まだ疑問が残るものの少し機嫌のなおったサニーも考え始めた。
「…滅びゆく大草原、とか?」
「そこはせめて拓けゆく開拓地にしてくれ!」
 どっちもあんまり変わらんわい。

 妙に説得されて、いったんその場をさがったサニーだったが後日こっそりと残月の私室に忍び込み、バスルームを確かめた。
「よかったシャンプーがある。もしハゲていらっしゃったら頭から全身をボディソープですませられるものね」
 いや、わかんないよ?

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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