GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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ウェディングラッシュ

 軽やかなノックの音がして、孔明の執務室にサニーが入ってきた。
「孔明さま~、キャロルさんがいらっしゃいましてよ~」
 全長2メートルのリボンをつけたコモドオオトカゲが、のっそりと入ってきた。
「わああっ!」
 孔明は椅子から飛びのき、窓のカーテンにしがみつく。
「でっ、出ていきなさいっ!」
「んまあ、孔明さまったら。キャロルさんがこんなに孔明さまを慕っていらっしゃるのに」
「嫌ってくださってけっこうですっ!」
 しかしコモドオオトカゲは孔明の絶叫など気にもかけず、さらに近づいていく。
 奇妙なツーショットを見ながら、サニーは隣にいた自分のアシスタント8号(通称:ハチ)に言った。
「ねえ、私ってもしかしたらウェディングプランナーの素質があるんじゃないかしら」
 このハチ、実はすっかりサニーに毒されてしまっている。
「サニーさま、それを言うならお見合いを取り持つ、マッチメイカーです」
「なんだっていいわよ。でも私のこの才能で若手の方々と樊瑞さまにもお相手を探して差し上げなくちゃね!」
 それは才能じゃありません、おせっかいです。

 樊瑞の部屋のドアがノックされる。
「樊瑞さま、ちょっとよろしいでしょうか」
「おおサニーか、なんの用かな」
「私、樊瑞さまにはいろいろ幼いころよりお世話になってきたので、これからは茶飲み友達など作っていただきゆっくり過ごしていただけたらと思いまして…」
 いや、十傑集リーダーとしてゆっくり過ごすのはどうなのよ。
「ほほう、ワシに茶飲み友達」
「はい、オオアナコンダのリンさんです」
 そして全長8メートルのオオアナコンダが部屋へするすると入ってきた。
「のわあああっ!」
 樊瑞が逃げ出そうとするより先、オオアナコンダは樊瑞に巻きつく。
「まあ、なんて情熱的なリンさん。いきなり熱い抱擁だなんて…」
「サニーさま、あれ捕食行為です」
 ハチが微笑みながらさらりと言ってのける。
「ふたりの時間を邪魔しちゃ悪いわ。ハチ、私たちは次の方のところへいきましょう」
 ドアが閉まった向こうで骨の折れる音がしたようだが、気にしない気にしない。

 次にサニーがやってきたのは幽鬼のところ。
「幽鬼さまってどちらかというと草食系男子だと思いますの。ですから対照的な方を探してまいりました」
 なにも知らない幽鬼は、ついに自分にも春がくるかと少しどきどきする。
 しかしハチが差し出したのは、高さ1メートルはあろうかというハエトリグサ…ただし人為的に改造がなされているとすぐわかったのは、幽鬼を感知して消化液をこぼし始めたからだ。
「え…ちょ…待っ…」
「草食系の幽鬼さまに対して肉食系女子です。ハエトリグサのフローレンスさんったら、うれし涙なんか流しちゃって…」
「サニーさま、涙で床は溶けません」
 ハエトリグサは茎をゴムのように伸ばしたかと思うと、難なく幽鬼を捕食した。
「では幽鬼さま、ごゆっくり」
 なにがごゆっくりかわからないが、サニーとハチは出ていった。
「だ、だれか!除草剤!強力な除草剤を…わあああ!」
 あとには幽鬼の悲鳴だけが残る。


 さらにサニーたちはレッドの部屋へやってきた。
 ここでもサニーは同様の説明をするが、レッドは全く興味がなさそうである。
「そんなぁ、すでにダチョウのベティさんがいらっしゃってますのに」
 レッドが目を丸くして見つめる先に、ダチョウが立っていた。
「異国の方ですけど、レッドさまなら異文化も大丈夫ですわね」
「なっ…なんだこいつはーっ!」
 レッドの声に刺激されたのか、ダチョウはいきなり翼を広げる。
「まあ求愛行動。ベティさんってば積極的」
「サニーさま、あれは威嚇行動です」
 だがレッドはこんなことでくじけない。
「ええい、焼き鳥にして食ってくれる…!」
 その言葉が終わらぬうちに、強力なダチョウキックがレッドの肋骨に命中した。
 一説によるとダチョウのキック力は4トン近いらしい。
「ぎゃあああ!」
 サニーたちはドアを静かにしめた。

 さらには怒鬼に紹介したのはヒグマのオクマさん(まんまやないかい)
 冬籠りから目覚めたばかりとあって気性が荒くなっている。
「まあ、怒鬼さまと見つめあって…」
「あれは間合いを取っているんですね」
 ヒグマに後れを取るような怒鬼ではなかった。
「おおっと、がっぷり四つに組んだー!」
「すごい、すごいわ怒鬼さまもすっかりその気になられて…」
 いや、真剣にやらんと死ぬだろ、そこは。
 ちなみにこの後、ヒグマは子供を産むのだが決して怒鬼の子供ではない(当たり前だ)

「残るは残月さまですが、残月さまは女性の好みがうるさそうですね」
 ハチが初めて心配そうな表情になる。
「ふふっ、心配しないで。このマッチメイカー・サニーに任せなさい!」
 そしてやってきた残月の部屋。
 ほかの者の話を聞いている残月は、先に釘を刺しておく。
「せっかくだがサニー、私は人間以外の女性には興味がない」
「そうおっしゃると思ってこちらをご紹介にまいりましたの」
 サニーが取り出した日本人形の前で、残月はその場に頽れた。
「い、いや、私が言っているのはちゃんと生きている…」
「生きてますとも。こちらの日本人形のキクさんは、その証拠に髪が伸び…」
 それ、呪われてる人形ですから!

 ご満悦で回廊を歩いていくサニーの前に、突如としてBFが現れた。
「やあサニー・ザ・マジシャン」
「あらBFさま」
「噂は聞いているよ。僕にも素敵な人を紹介してくれないかな」
 サニーは少し考えてから小さく笑って言った。
「では、私などどうでしょう?」
 冗談のつもりだったが、BFは苦笑して頭をかく。
「いやー、僕おばちゃんはちょっと…」
 その言葉が終わるより先、BFの顔面にサニーの膝が決まった…。
 これで、賢い閲覧者の皆様にはなぜBFがリア充になれないかおわかりになったと思う。

 そしてこちらは国警。
「呉先生、最近BF団の動きが全く見られないようだが…」
 中条の問いに呉学人は扇子を閉じて思案する。
「よもや…なにか大きなたくらみの前ではありますまいが…」
 いいえ、全員重傷で動けないだけです。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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