GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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メイドさんが見てる(序章)

 幽鬼は首をかしげながら、作戦指令書を持って本部の大回廊を歩いていた。
 普通ならばこの指令書は孔明の名か樊瑞の名をもって回されてくるのだが、今回はあるべき個所にサインがない。
 おまけに白紙だ。
 いったい誰が書いたものかと思案していたところへ、エージェントが駆けつけてきた。
「あっ、幽鬼さま、BFさまがお呼びです」
「BFが?」
 訳がわからないままBFの部屋へいくと、そのまま部屋に飲み込まれた。
 それ自体は別に珍しいことでもないので、頭をかきながらBFの声を待った。
「やあ暮れなずむ、呼び出したりして悪かった」
「いえ、BFのご命令なら…というか、今さっき作戦指令書を受け取ったばかりで…」
「ああ、それ、僕が書いたやつだ」
 突然の言葉に唖然とした瞬間、白紙だった指令書に文字が浮かび上がってきた。
「こっ、これは」
「僕からの直々の命令なんだが…気に入らないかな?」
 素直に答えればBFに対する謀反と見なされても文句は言えない。
「いえ、そのようなことは…」
 幽鬼は指令書をまじまじとながめる。
「…BFの命ずる人間の生活を探り、人生を変化させる…」
 浮かび上がった文字を音読して、幽鬼は顔を上げた。
「お言葉を返すようですが、俺には相手の思考が読めるくらいで生活環境を変化させるなどは…」
「いやいや。ことは実に簡単なんだよ、暮れなずむ」
「は?」
 BFがぱちんと指を鳴らすと、いきなり幽鬼はあのメイド服姿になった。



「なんですか、これはーっ!」
 あのメイド服に思わず声を荒らげる。
「つまり…君はこれから、僕が命じる人間の家にメイドとして入り込み、その生活を探るんだよ」
「お断りします!じいさまにでも見つかったら…」
「その心配はない」
 BFは楽しそうに言葉をつづける。
「君がいくのは…過去だ。生活を探りつつ、その家の主人のお悩みを解決する…僕っていいやつだろ?」
 それは自分では言わないんだっつーの。
 幽鬼は痛み始めたこめかみを押さえながら、なんとか反論しようとする。
「あの…それは最近流行りの家政婦…」
「メイドだって」
「それは覗き見趣味といえなくもないような…」
「無問題だ」
「第一ですね…」
 幽鬼は頭のカチューシャをむしり取ろうとした。
「別に使用人でもいいじゃないですか!なんで俺がメイド服でメイドになって…ほかにも適役が…!」
「ああ、サニー・ザ・マジシャンはね、断ってきた。っつーか拒否られた」
「へ?」
「ほら」
 そう言って背中を向けたBFのマントには、くっきりとサニーの足跡が残っている。
(あ、あの小娘…っ。覗き見大好きのおばちゃん根性のくせに…っ)
「あ、そのカチューシャは取れないよ。メイド服を全部含めて君の身体の一部にしたから」
 その言葉通り、カチューシャをむしろうとした瞬間、すさまじい痛みが幽鬼の頭に走った。
「あだだだだ!」
「というわけで…最初はだれのところへいってもらおうかな~」
(あ、悪夢だ…!)

 幽鬼の試練が再び始まろうとしていた。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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