GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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しんせかいのかみ

 BFはイライラしたように椅子の肘掛を指で叩き、憂鬱な表情を変えなかった。
「また今年もこの日がきた…」
 肘掛に穴が空くのではと思われたころ、BFはふと顔を上げ突然笑い出した。
「そうか…!なぜ今まで気づかなかったんだろう…そうするべきだった…」

 数日後、BF団本部は異様な雰囲気に包まれていた。
「何事です」
 やたらざわつくエージェントに、孔明と樊瑞が尋ねる。
「あっ、実はBFさまが…」
 その言葉が終わるか終らぬかのうちに、本部の回廊にBFが姿を現したが、その後ろに数十人の男たち…俗にブサメン、キモメンと呼ばれる男たちがBFにつき従っているのだった。
「こ、これは…」
 思わず孔明はBFに駆け寄ろうとしたが、男たちに遮られた。
「我らのBFに近づくんじゃない」
「なにを言っているのです。私は策士…」
「君たち、この者はいいよ」
 BFが手で制すると男たちが下がった。
「BF、これはどういうことです?彼らは…」
「彼らは僕の親衛隊だ」
 衝撃的な言葉に今度は樊瑞が気色ばんだ。
「BF、それはワシにとっては聞き捨てならぬお言葉。親衛隊などお持ちになっては我ら十傑集は…」
「今の僕には十傑集は不要だ」
「な…!」
 さすがにこうなってくると、不穏なものを感じたらしいエージェントが呼んだのか、ほかの十傑集も集まり始める。



 彼らも樊瑞からおおよそのことを聞き、やはりBFに反論しようとした。
 最初に進み出たのは残月。
「BF、その彼らは…なんらかの能力を持っていて、貴方につき従っているのでしょうな」
 BFは残月に指を突きつけ、鋭い言葉を投げかけた。
「黙れ、リア充が!」
「リア充は黙れ」「黙れ」
 BFの言葉を親衛隊が復唱する。
「な…リア充とはなんですか…」
「フン!僕がなにも知らないと思ったら大間違いだぞ。女性エージェントからたくさんのラブレターをもらってるくせに」
 それを聞いたとたんに親衛隊は互いにひそひそとささやきあって残月をにらむ。
 引き下がった残月の代わりにレッドが出てきた。
「ふふん、私は女など関係ない…」
「イケメンは下がれ!」
「イケメン下がれ」「下がれ」
 また同じような大合唱となる。
「イケメンはいいんだ。だれを誘ったってすぐに了承するからナンパだって簡単だ!」
 再びひそひそとささやかれ、レッドもすごすごと引き下がる。
 こうなれば実力行使とばかりに、カワラザキが出てきた。
「BF、おふざけもそれくらいになさいませんと…」
 子供を叱るように拳に息を吐きかけるが、今日のBFは強気だった。
「こ、怖くなんかないぞ。若いときばかりか今だってモテモテのロマンスグレーなんか!」
「モテモテは滅べ」「滅べ」
 言葉を失ったカワラザキの前でBFは堂々と宣言する。
「わはは、どうだ!この親衛隊を増やしていき、世界からイケメンやリア充を滅ぼす。そして僕は新世界の神となるのだ!」
「そんな脂っこい新世界はいやです!」
 孔明が反論したが、BFを讃える親衛隊の声にかき消されてしまった。
「我らのBFさま、ばんざーい!」「ばんざーい!」

 で、その後どうなったかというと。
「親衛隊は解散しました。なんでもイベントがあるとかで忙しくなったようです」
 とりあえず十傑集と孔明はほっと胸を撫で下ろしたが、きっと来年のクリスマスにも親衛隊は結成されるだろう。

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Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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