GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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BF、新たなる野心

 孔明が支部の視察から戻ってくると、本部ではちょっとした騒動が持ち上がっていた。
「何事です」
「あっ、孔明さま」
 部下のエージェントによれば、何人かのエージェントが入れられて、BFの部屋からおかしな音が聞こえてくるという。
「ま、またなにをやり始めて…」
 孔明は大急ぎで部下とBFの部屋へ向かい…入り口で固まった。
「襖?」
 金箔張りで松の絵が描かれた襖が行く手を遮っている。
「ええい!BF、孔明です。入りますぞ!」
 入ってすぐになぜか畳が敷かれており、また襖が閉まっている。
「孔明さま、靴、靴」
「お、おお」
 こんなことで叱られてもと靴を脱ぎ、勢いよく襖を開けて言葉を失った。
 広々とした畳の向こうに、御簾の下がった一段高い場所があり、そこに総帥の衣装ではあるがド派手な金色の脇息に肘をつき、扇子を片手でもてあそぶBFの姿があった。
「こ、これはっ」
「おお、老中」
「だれが老中ですかっ!」
 意味のわからないエージェントが孔明にささやく。
「孔明さま、老中とは老いている途中という意味ですか?」
「違うわ、あほっ!」
「とにもかくにも頭が高い」
 BFにそう言われ、とりあえず孔明は平伏した。
「この部屋を城に改造した。すなわち僕は城主…殿だ!」
 殿は殿でもバカ殿だな、きっと。
 ああ、また変なこと思いついたなと思いつつ、反論できない孔明。
「まあ、BFが殿なのはわかりますが…何故私が老中で…」
 BFが扇子をぱちんと閉じた瞬間、次の間に続く襖が開き、そこに十傑集が全員座っていた。
 さすがにアルベルトとヒィッツカラルドは正座がつらそうではあったが。



「大老のカワラザキである」
「わ、若年寄の樊瑞…いや、これは役職名であって決してワシが年寄りくさいとかそういうわけでは…!」
「大目付のアルベルトだ」
「寺社奉行の残月」
「作事奉行の…幽鬼。あまり土木作業は得意じゃないんだが」
「勘定奉行のヒィッツカラルド。勘定奉行といっても例の計算ソフトではないぞ」
「…お庭番の…怒鬼…」
「火付盗賊改のレッド。確か拷問は合法だよな?」
「大番頭の十常侍。具体的には何を為す?」
 全員が渋い表情をしながらも、BFにつきあわされているのだとわかった。
 孔明は一瞬意識を失いかけたが、気を取り直してその場にまだいない人間を思い出した。
「ほ、ほかの方は…」
「お茶をお持ちいたしました」
 そこへ日本髪で着物姿のサニーが入ってきたので孔明はすっ転んだ。
「腰元のおサニだ」
 BFは嬉しそうに紹介するがサニーは不機嫌そのものである。
「その名前、あんまり好きじゃないんですけどー」
 しかしこれほど日本髪の似合わない腰元も珍しい。
「そういえばまだあの方が…」
 孔明が辺りを見回すのと同時に、襖が開いてクフィーヤ姿のセルバンテスが入ってきた。
「ハーイトノサマー」
「おお、きたか、悪徳商人」
「あ、あ、悪徳商人?」
 BFはやはり扇子をぱちぱち鳴らしながら、声高に宣言した。
「そう!つまり、この人事はどういうことだと思う、孔明?」
「え、えーと、これはいわゆる時代劇の…」
「そう。君は悪家老、そして僕は悪代官だ!」
「いろいろ違ってますー!」
 うん、そうだね。役職は全部江戸幕府のものだからね。
「まあ、そんなことはささいなことだ。つまり僕が望んでいるのは…正義の味方というやつだよ」
「は?」
「僕は悪の限りを尽くす。そして城に踏み込んできた正義の味方に倒されるんだ。あー、斬れい!斬り捨てい!ってセリフは絶対言いたいなぁ」
「変な夢見てないで、世界征服してくださいっ!」
 いちおう悪らしいことしようとしてるんだから許してやれよ。
 そして収拾のつかないまま、この話は唐突に終わる。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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