GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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サニーちゃんのお風呂事情(5)

 今日はいったい、だれのどんなお風呂に入らせてもらえるだろうかとわくわくしながら、サニーは本部の裏にあるレッドや怒鬼が修行に使っている竹林を歩いていた。
 そこを抜けたところに小川が流れている。
 その川の横でレッドが、サニーは見たこともないような大きな釜に水を張り下から火を燃やして湯を沸かしていた。
「ん?なんだ衝撃の娘ではないか」
 火吹き竹で火を燃やす手を止め、レッドは不機嫌そうにサニーを見た。
「レッドさま、これなーに?」
 レッドは少し考えてから意地の悪そうな笑みを浮かべた。
「これか。これはな、日本に古来より伝わる五右衛門風呂というものだ」
「これがお風呂?どうやって入るの?」
 サニーを抱っこして中を見せてやる。
「あそこに竹でできたスノコというものがある。あれに足をつけば熱くないのだ…入ってみるか?」
 いつになく優しいレッドの言葉をすっかり信用して、サニーは大急ぎで湯浴み着とタオルを取りにいった。

 大きな釜にすっぽりと浸かり、ちょうどよい湯加減になったというのにレッドは薪をくべる手を止めない。
「レッドさま、ちょっと熱くなってきたみたい…」
「わーははは。バカめ、まんまと引っかかりおって。お前など野菜と一緒に煮込んで鍋にして食ってやるわ」
 高笑いをしながらサニーの横に大根やら人参やらを放り込み始める。
「いやああん!サニーを食べないでえ!」
 サニーの泣き声を聞き、助けに駆けつけたのは…樊瑞でも残月でもセルバンテスでもヒィッツでも、ましてやアルベルトでもなかった。
「いってえ!」
 レッドの頭を思い切り殴りつけたのは怒鬼だった。
「くだらん冗談はやめろだと?怒鬼、貴様もこのあいだ肉鍋が食いたいと…殴るなあ!」
 怒鬼はレッドを簡単に縛り上げそのあたりに転がすと、サニーに向かって安心しろというようにうなずいて見せた。
「サニー殿、今お助けいたします!」
 熱さをものともしない血風連が釜の中に飛び込んでサニーを助け、小川へと運ぶ。
 川の水の冷たさが熱くなったサニーの身体に心地よかった。
「ふええん、サニー食べられるところだった!」
 怒鬼が火を消し、川の水で湯をうめてちょうどよい温度にしてやる。
「すまぬ…悪気は…ない」
 レッドの悪ふざけだと説明するが、サニーはまだ警戒していた。
 やがて血風連の説得もあり、もう一度気を取り直して入浴したサニーは、先ほど放り込まれた野菜がすべて作り物だと気づいた。
「これ…」
「フン、子供はおもちゃと一緒に風呂に入るのが好きだからな」
 まだ縛られたままでレッドがそっぽを向く。
 ようやくすべてを察したサニーは、今日の記念にそれをもらって帰ることにした。

 遅く帰宅した樊瑞は、せめて寝顔でもと思いサニーの寝室を訪れる。
 ベッドをのぞき首をかしげた。
「…なぜサニーは大根やら蕪やら人参に囲まれて寝ているのだ?」

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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