GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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レッドの一日

「失礼いたします」
 エージェントが樊瑞の部屋へ入ってきた。
 樊瑞はパソコンの画面を見つめたまま、取り掛かり中の書類を処理しているようだ。
 エージェントはそれを見て、邪魔になるのではないかと一瞬報告をためらう。
「調査は完了したのか」
 心の中を見透かしたように樊瑞が声をかける。
 それをきっかけにエージェントは持ってきたファイルを開いた。
「ご命令どおり、レッドさまの一日の行動を調べてまいりました」
「ご苦労」
 樊瑞はそのときだけ画面から顔を上げてエージェントを見た。
 軽く手を振って先を促すと、再び目を画面に戻した。
「昨日は任務もなかったようですので、一日本部ですごされていました」
「うむ」
「まず朝は9時ごろに起床。顔を洗ってから冷蔵庫を開け、ラージサイズのピザをレンジで温めなおし…ピザが温まるのを待っているあいだに、チーズ味のスナック菓子を1袋空けられました。ピザが温まってからは、ええとコーラの2リットルサイズと一緒に…」
 樊瑞が顔をしかめる。
「食べすぎではないのか」
「でも、ダイエットコークですよ?」
「そういう問題ではなかろう!」
 言葉を失った樊瑞とエージェントが互いに顔を見合わせた。
「えー、10時30分ごろに幽鬼さまがホールケーキを持ってこられて…怒鬼さまとでも一緒にと持っていらっしゃったのですが、それをおひとりで召し上がりました」
「どれくらいの大きさだ」
「およそ18センチかと」
 樊瑞が大きなため息をついた。



「昼食ではパスタを200グラム、サーモンステーキ3枚を召し上がりました」
「野菜がないようだが」
「レッドさまはお野菜はほとんど召し上がりません。あ、でも、パスタのタマネギとかステーキに添えられてたパセリとか」
「それは野菜とは言わん!」
 そしてまた沈黙。
「3時にはサニーさまが作っていらっしゃったマフィンを。ベリーの入ったマフィンをバスケット1杯分、ココアで流し込んでいらっしゃいました」
「いつ、仕事をしとるのだ、あいつは!」
「あの、お菓子を召し上がっている合間に…パソコンのキーボードがすぐダメになりまして」
 おそらく油分や塩分が内部に入り込んでしまうのだろう。
「ご夕食には多国籍メニューとおっしゃって、寿司にペキンダック、ラーメンにシシカバブというメニューを」
「よく入るものだな。若さというやつか」
 自分の食事と比べた樊瑞がげんなりする。
「ご入浴のあとに夜食を。夜食にはさすがに軽いものをと、お粥を丼2杯召し上がっていました」
「ちょ、ちょっと待て」
 樊瑞は大急ぎでパソコンのキーボードを叩いた。
「その調子でいくと、やつが一日に摂取するカロリーは成人男子平均の何十倍にもなるぞ」
「はあ…しかしレッドさまはいったん任務で外へ出られますと、ほとんどなにも召し上がりませんから、どこかで帳尻はあっているものかと」
「だからそういう問題ではないと!」
 エージェントは平然とファイルをめくる。
「でもレッドさまの健康診断結果には異常ありませんよ?」
「だーかーら!」
「樊瑞さまの血圧が上がりますが?」
「もういい!」
 樊瑞は内線電話を取り上げた。
「ワシだ。レッドの食事だがな……そう、そうだ。量を減らすか菓子を禁止させろ。なに?レッドの意思などかまうな。奴の健康に問題があるのだ」
 そしてこのお節介な命令のおかげで、何人もの厨房係が命を落とすことになるのだった。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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