GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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Good Child

 カワラザキに引き取られた幽鬼は、現在カワラザキの私邸に住んでいた。
 本部とはほんの少しだけ離れた私邸に、カワラザキは毎日帰ってくる。
「幽鬼や、いい子にしていたかな」
 帰宅したカワラザキにかけられる言葉の意味を図りかね、幽鬼はうなずくこともしない。
「ええ、とてもいい子でいらっしゃいましたよ」
 幽鬼の代わりに、昔からカワラザキに仕えている初老のメイドが答えた。
「そうかそうか。ほら、おみやげだぞ」
「あり…がとう…」
 普通に起こされれば起きて、本部で行われる検査や訓練を嫌がらなくて、メイドの言うことを素直に聞いていれば“いい子”なのだろうか。
 それが幽鬼にはわからない。
 しかもその“いい子”の定義は毎日違っていて、余計に幽鬼を混乱させる。
「今日は朝食を召し上がらない悪い子でした」
 メイドがカワラザキにそう報告することがある。
 しかしカワラザキはそれで幽鬼を叱ることもなく、ただたしなめられる程度だから“いい子”だろうが“悪い子”だろうが関係なくも思えてしまうのだった。
 でも“いい子”でいなければならないと思う本当の理由は、カワラザキの帰宅が遅い夜にメイドがベッドのそばで聞かせてくれる昔話や童謡のせいだった。
 本来なら10歳という年齢で昔話や童謡などは、鼻で笑い飛ばしてしまうのだろうが、カワラザキに引き取られるまで情操教育など受けていない幽鬼にとっては、楽しくもあり恐ろしくもあるものだった。

“さあベッドへつれてくぞ さあ首ちょん切るぞ”
 
 メイドが芝居っ気たっぷりに聞かせる童謡のせいで、カワラザキが“悪い子”の自分を叱らないのは、カワラザキ以外のだれかが自分を罰しにくるからだ…そんなふうに思っていた。



 時が流れて、幽鬼は自分が世間で言うところの“悪”の側にいると知った。
 だが、そんなことはどうでもいいことであって、自分はカワラザキやBFのために役立つ“いい子”でいなければならず、それに反抗することが“悪”なのだと理解していた。
「おかえり、じいさま」
 簡単な任務をひとつ済ませたカワラザキが帰宅する。
 出迎えた幽鬼は、カワラザキが小さく伸びをしたのに気づいた。
「腰でも痛むか」
「うむ、ちと凝ったようじゃな」
「横になるといい。揉んでやろう」
 シャツを脱ぎベッドにうつ伏せで横たわったカワラザキの腰に熱めのタオルを乗せ、幽鬼はカワラザキの腿のあたりにまたがって静かにほぐし始めた。
「どうだ」
「ああ、いい具合じゃ。すまんな、幽鬼。お前は本当にいい子…いや、もうそんなことを言ったら子供扱いするなと怒るか」
 カワラザキが小さく笑う。
 ふと悪戯心を起こした幽鬼は、小さく舌なめずりすると自分もシャツをはだけ、突き出した舌でカワラザキの背骨を下から上へと舐めあげた。
 一瞬、身をこわばらせたカワラザキの背中に自分の胸を密着させ、カワラザキの耳にそっとささやく。
「今夜は…そう“いい子”じゃない…」
 カワラザキは唇の端を歪め、腕を回して幽鬼の頭をかき抱いた。

“いい子のときはとってもいい子 だけど悪い子のときはぞっとする”

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Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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