GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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サニーちゃんのお風呂事情(2)

 サニーがカワラザキの私邸でもらい湯をしたという話は、瞬く間にBF本部内に広まっていた。
「やあお嬢ちゃん、今夜も激動のじいさまのところへお風呂に入りにいくのかな?」
 大回廊をご機嫌で歩いているサニーを目ざとく見つけ、声をかけたのはヒィッツカラルドだった。
「あ、ヒィッツカラルドさま、こんにちは」
 お行儀よく挨拶をしてからサニーはちょっと考えた。
「おじいさまは毎日でもきていいっておっしゃいました。でもお邪魔かなって思うと…」
「フム…だったら今夜は私のところへきてはどうかな?お嬢ちゃんのためにピンクの泡風呂を用意しよう」
 泡のお風呂に、大好きなピンク色と聞いてサニーの心は逸った。
「本当ですか?サニー、泡のお風呂なんてはじめて!」
「よし、それなら話は決まった。今夜、食事が終わったころにエージェントを迎えにいかせよう」
 今夜は大事な会議があるとかで、サニーは樊瑞からひとりで食事をするよういわれていた。
 だからなおさらつまらない。
 サニーは樊瑞につたない字で伝言を残すと、迎えとともにヒィッツカラルドの私邸へと向かった。

 レディはいつだってエチケットを忘れない。
 サニーは今回もちゃんと湯浴み着を持ってきていた。
 ドキドキしながらバスタブをのぞくが、泡のお風呂なんてどこにもない。
 ちょっとがっかりしていたら腕まくりをしたヒィッツカラルドがバスルームに入ってきた。
「さあ、これだ」
 ヒィッツカラルドの手にあるのは手のひらサイズの錠剤のようなもの…それをバスタブに投げ込み、手近のコックを思い切りひねった。
 黄金のライオンの口からあふれる湯が錠剤を叩けば、たちまちバスタブにはピンク色の泡がわきあがってきた。
「わあすごい!それにライオンさん!」
 どちらも以前にはなかったものだが、サニーのためにあつらえたなどとは口が裂けてもいえないヒィッツカラルド。
 泡の中に沈みながらライオンからの湯を手で受け、サニーはすっかり上機嫌になる。
「ねえ、どこで買ったの?」
「通販で」
 無邪気な質問についうっかり笑顔で答えてしまい、ヒィッツカラルドは少しあせった。
「ゴホン…実はそのうち、本物のライオンの首をつけようかと思っているんだよ。そのときにはまたお風呂へ入りにきてくれるかな」
 サニーの表情がかすかに曇る。
「…怖くない?サニーを食べたりしない?」
 ヒィッツカラルドはうやうやしく胸に手を当てた。
「そのために私がいるよ。私はお嬢ちゃんの見張り番だ」
 そういうことならと約束してサニーは遊び始める。
 ピンクの泡を手ですくって吹いて飛ばし、ヒィッツカラルドがそれを指で割る。
 白いシャツがピンク色に染まるのもかまわず、ヒィッツカラルドはサニーと同じくらいピンクの泡風呂を堪能した。

 サニーの伝言を見た樊瑞から、怒りの内線がかかってくるまでは。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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