GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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BFさまが大変です(前編)

 その日もいつもと変わらない朝…のはずだった。
 夢の中で呼び出された孔明が、BFの眠る部屋へ赴いたとき。
「大変だーッ!」
 悲鳴にも似た叫びとともに、BFの様子をチェックする係のエージェントが飛び出してきて孔明にぶつかった。
「何事です、騒々しい」
「あっ、孔明さま。大変です、BFが行方不明になられました!」
「なんですと!」
 あわててBFの部屋に飛び込むと、BFが寝ているはずのカプセルに近づいた。
 白い上掛けが異様に盛り上がっていて、一見BFがまだ眠っているかのように見える。
 孔明が思い切って跳ね除けると、そこには大きなクマのぬいぐるみが横たわっていた。
「ぬうっ、変わり身の術とはちょこざいな…!」
 何気に失礼だな、孔明。
「む、まだ温かい…ということは、そう遠くへはいってないでしょう!」
 いや、そういう問題でもないだろう。
 エージェントとふたりで手分けして、機械の陰からカプセルの下まで探してみるがBFの姿はない。
 もしかしたら、と思い会議室にいるエージェントを呼び出してみた。
 しかし、今日はBFの姿はないと言う。
「ということは…大変だーッ!」
 事ここに到って、ようやく孔明が声を上げた。
「すぐに十傑の皆を集めなさい。それから」
 十傑集に招集をかけるべく走り去ったエージェントとは別に、BFの部屋の外で番をしているエージェントに向き直った。
「BFがいらっしゃらないのに気づいたのはいつです?」
「はっ、いつもですと早朝5時に世話係と確認をする際にはいらっしゃいますので、もしもお部屋を出ていかれたとしたらそれ以前か、と」
「むぅ…あのBFに限って早起きなどできるはずがないと思いますが…」
 いないと思って好き勝手なことを言う。



 急遽集められた十傑集は、渋い顔の孔明から報告を聞き、互いに顔を見合わせた。
「しかし…本部内のどこにも見つからないとなると、BFは本部から出られたということになる」
 樊瑞は幽鬼のほうを見たが、幽鬼は小さく首を振った。
「BFは俺が意識を読める方ではない。孔明がわからぬのなら、俺はなおさらだ」
 ややあってからカワラザキが真面目な顔で言った。
「よもや…誘拐された、などということはなかろうな?」
「BFが?」
 怪訝そうな顔でレッドが怒鬼のほうを向いた。
「BFを誘拐して得になるようなことがあるのか?」
 何気にお前も失礼だが、首を横に振る怒鬼も失礼だ。
「身代金?」
 十常寺が不安そうに尋ねたが、これは孔明によって否定された。
「国警の者でないとしたら、あんな素っ裸のガキ…いや、少年を誘拐したとて身代金など取れると思うでしょうか」
「孔明…お主、そういうことばかり言っておるからBFにいじめられるんじゃぞ…」
 さすがにカワラザキはよくわかっている。
「だが、万が一、誘拐だとしたらどうするのだ?警察でも呼ぶのか?」
 孔明の羽扇から出たビーム(しまった、これは無双のほうだ)がレッドを直撃した。
「ぐえっ!」
「右脳が焦げてもそのようなことをおっしゃるな。どこの世界に国家権力に助けを求める悪の秘密組織があるのですか!」
 そもそも特殊な能力を持つエージェントがこんなにいるのにな。
「ならばBFに忠実なしもべはどうしたのだ。BFの危機だというのに動いていないのか」
 残月がもっともな意見を述べると、今度は孔明がうなだれた。
「い、いや、あの方々は…その、ちょっと…理由があって…」
 自分が好きに動かしているとは言いにくいようである。
「と、ともかく!ここは皆様方のお力をお借りしたい!全員で手分けしてBFの手がかりを!」
 一同が力強くうなずき散開してから、孔明はアキレスをしっかりと抱きしめた。
「BF、どこにいってしまわれたんですかーっ!」
 きっとナイショ。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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