GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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体験版

 カワラザキの要請で、サニーが新しい冒険の地に向かうと聞いた中年ハンターズは、いてもたってもいられなくてひと足先に様子を見にやってきた。
「ほほう、ここがユクモ村か」
 村のあちこちから湯気の立ち上るそこは温泉郷でもある。
「しかしねえ」
 雰囲気としては悪くないと考えている樊瑞に、セルバンテスは渋い顔をする。
「この石段を見てごらんよ。サニーちゃんはこんな場所を登ったり降りたりするの?運動部の練習じゃあるまいに」
「我が娘は、そんなことを苦にはせん」
 アルベルトは葉巻の煙を吐き出して樊瑞を促した。
「いくぞ。村の様子なども見たいからな」
 石段を上がれば門番がいたが、どうもそれらしい仕事をしてるようには見えず、三人をどこかの冒険者と思ったらしく(いや、実際にハンターだけど)すんなり通してくれた。
「ふむ、武具屋に道具屋…こっちは…」
「農場って書いてあるね。あの雪の村にあったのと同じようなやつじゃないかな。いや、それにしてもこの村には若い女の子が多いねえ。サニーちゃんとすぐ友だちになれそうだ」
 物見遊山的な樊瑞たちとは対称に、今度はアルベルトがブツブツと言い始めた。
「今までの任地より平均年齢が低いのは認めるが…若い男も多いのではないか?…」
「ねえねえ樊瑞!この店、オトモ武具ってあるよ!」
 アイルーが構える店を見てセルバンテスが愉快な声を出す。
「ああ、なんでも今回はオトモアイルーも装備をいろいろ変えられるそうだな。そして二匹クエストに連れていける」
 樊瑞とセルバンテスが顔を見合わせて不敵に笑った。
「では、我々がオトモとして…」
「サニーに付き添うも可能だな…」
 おまえら、オトモになるつもりなのか。ハンターとしての威厳はないのか(いやそれ以前に人間としてどうよ?)
「残念だが、その可能性はない」
 若い男への心配を拭い去ったアルベルトもまた不敵に笑う。
「先ほど樊瑞が言ったように連れていけるのは二匹まで。儂は当然ついていくから貴様らふたりが同行するのは不可能だ」
「ずるいよ、アル!」
「そうだ!ワシだってサニーをサポートしたい!」
 いや、だからハンターとして同行してやれよ。なんでオトモなんだよ。



 ワイワイと騒ぎながらさらに石段を登ったとき、不意に女性の声がした。
「おまえら、なにしとぉん?(お前ら、なにしてる?)」←村長に話しかけると本当にこんなふうに聞こえるぞ!
 声の方向に目をやれば妙齢の上品そうな婦人が縁台のようなところに腰掛けている。
「え、なにしてるって…」
「私がこのユクモ村の村長です」
「お、おお、これはこれは。我々は今度ここへ赴任するハンターの保護者です」
 樊瑞が村長に説明しているあいだ、セルバンテスは肘でアルベルトを小突いていた。
「ねえアル、あの人、ちょっと奥さんに似てるんじゃなーい?」
「ば、馬鹿を言え」
 珍しく顔を赤くしたアルベルトは、村長に背を向けるとポケットから写真を取り出した。
「扈三娘、心配するな、儂にはお前だけだからな!」
 村長とひと通り話を終えた樊瑞が、さらに上へと伸びる石段を指す。
「この上に集会浴場というのがあるそうだ。そこでなら多人数でクエストを受注できるらしい」
 浴場と聞いては黙っていられないとセルバンテスは石段を駆け上がった。
「おおお、なんというかジャパニーズスタイルの温泉って感じだねえ~」
「ふむ、あそこでクエストを受注するのか」
 本当に温泉へやってきたかのようにはしゃぐ三人の横を、温泉から上がったハンターが通っていく。
「ねえ…今の…」
「温泉の泉質でステータスが上がるというが…」
「サニーも、あの格好で入浴するの…か?」
 三人が同じような考えに到った瞬間、樊瑞が鼻血を出しながら叫んだ。
「ぬうっ!いかん、いかんぞ!サニーは集会浴場へは立ち入り禁止だ!」
「ああ、当然だ。サニーは村のクエストだけをこなしていればいい」
 そのふたりを無視して、セルバンテスは番台に座るアイルーに話しかけていた。
「ねえねえ、いくら出したらその場所、代わってくれる?」

 着任する前からなにやら怪しい雰囲気となったがサニーはすでに旅支度を終えていた。
 もちろんそれを聞いたほかのハンターもユクモ村を目指して…。
 そして…それより先にBFが、ズイさんコメさんというオトモを連れてユクモ村に向かっているなど、だれも知らないのだった。

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Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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