GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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HAPPY HALLOWEEN

 夜の帳が下り始めると、BF団の本部には暖かく柔らかな明かりが点りだした。
 それというのもハロウィンということで、BFの命令で今夜だけ、すべての明かりをカボチャのランタンに変えたから。
 ひとつだけなら暗いが、さすがに数をそろえればそれなりに明るくもなる。
 そしてハロウィンだからか本部内を闊歩する、白いクフィーヤと白目の男も目撃された。

 同じくカボチャのランタンを灯している孔明の執務室に、部下のエージェントがお菓子を持って入ってきた。
「おや、あげる側ではないのですかな」
 エージェントが持っている小さな包みには、ジャックオーランタンのクッキーが2枚入っている。
「サニーさまがBFさまのご命令ということで、B級C級のエージェントに配っていらっしゃるのですよ。ああ、もちろんご本人は、樊瑞さまやカワラザキさまからいただいていらっしゃったようですが」
 部下にはお菓子を配り、目上の者からはちゃっかりお菓子をもらっているサニーに、思わず孔明も苦笑する。
「それにしても実にセクシーな魔女の仮装をしていらっしゃいました。アルベルトさまがごらんになったら、さぞお怒りでしょうなあ」
 その当人は地下で冷凍幽霊になっているが。
 そんな話をしているとノックがあった。
「孔明さまー、いらっしゃいますかー」
 サニーの声だ。
 やれやれ、自分のところへもお菓子をねだりにきたかと、孔明はこの日のために買っておいたとっておきのマカロンを引き出しから取り出して声をかけた。
「どうぞ、お入りなさい」
「トリック・オア・トリート!」
 そう叫んで飛び込んできたサニーは、おなじみの三角帽子に黒の長手袋、長いマントは確かに魔女らしい衣装だが、ボンテージを思わせるようなマントの下はいただけなかった。
 とはいうものの、これもお祭りと考えて孔明は口をはさまなかった。
 どうせ先に樊瑞のところへいってきたのなら、そこでしっかりお説教されてきたことだろうし。
「ふふ、確かにセクシーな魔女殿ですな。あまり似つかわしくありませんがお菓子を…」



 孔明がお菓子を差し出そうとするより先、軽やかに宙を舞ったサニーの膝が孔明の顔面に決まった。
「な、な、な、なにをするのですかッ!」
「孔明さまー、お菓子はいりませんから…イタズラさせてくださいなッ!」
 サニーの異常な目の輝きに孔明は怯える。
「お、お菓子をッ!お菓子をあげますから、イタズラしないでッ!」
「お菓子はいりませんって!」
 数分後。
 執務室の床には、ほぼ全裸に剥かれて全身に油性マジックで落書された孔明が、顔を覆って泣きながら転がっていた。
「…もう…お婿にいけない…」

 同じころ、サニーの行動をじっと見つめていた男があった。
「そうか…ああやればいいんだ…!」
 セルバンテスは勢いよくカワラザキの部屋に飛び込んでいった。
「幽鬼くーん、お菓子あげるからイタズラさせてーッ!」
 ずいぶん違っていると思う…。
 しかしいるはずと思った幽鬼がカワラザキの部屋にいない。
「あ、あれ?じいさま、幽鬼くんは?」
「さあ…それよりおぬし、今なにかよからぬことを口走っていなかったか?」
 本気のカワラザキににらまれればセルバンテスとて震え上がる。
「い、い、いやいやいや!ほ、ほかを当たるねっ!」
 そう言って大急ぎで出ていったが、実は幽鬼はカワラザキの部屋にいたのだった。あのお札を額に貼って。
「…すまんな、じいさま」
「いやいや。ハロウィンともなるとイタズラの好きな幽霊が彷徨うもんじゃ…」
 そう笑いながらカワラザキは、机の引き出しからお菓子の包みを取り出して手に乗せた。
「さて…お前はどっちがいいかな?お菓子とイタズラと…」
 幽鬼がそのまま真後ろにぶっ倒れた。

 本部中に響き渡る悲鳴や怒号や…その他諸々を聞きながらBFは満足げに笑い声を上げた。
「そうだ…!恐怖の悲鳴に満ちた夜…!ハロウィンとは本来こうあるべきなんだ…!間違っても男女が集まってパーティだとか…」
 まだ根に持ってんのかい。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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