GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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BFさま、旅に出る

 古きよき時代のドラマを見ていたBFは目を輝かせて孔明を振り返った。
「ねえ孔明、せっかく起きているんだから、僕、旅に出てみたいな」
「旅…でございますか?」
「うん。乗り物や能力を使わないで、自分の足で歩く旅だけど…」
 この科学全盛の世の中に、またレトロなことを思いながらも孔明は逆らえない。
「まあ、それはそれで素晴らしいかと存じますが…」
 どうせすぐに音を上げて帰ってくるのがオチだとも思う。
「しかしながら、どこに国警の目が光っていないとも限りません。必ず供をお連れください」
「うん、わかってる。混世魔王と孔明、一緒にいこう」
「なるほど私と樊瑞ど…って、はぁ?」
 それまで恭しく頭を垂れていた孔明が顔を上げた。
「あとはね、忍者とうっかりする人とお色気担当と…」
 事ここに到ってようやく孔明は、BFがなんのドラマを見ていたのか知る。
(…なんでそんなものを…っ!)
「孔明ー、早く人数集めてー」
 孔明は浮かんだ涙をこらえながら提案した。
「BFのたってのご命令ですから、私と樊瑞殿は仕方ないといたしまして…十傑集にうっかり者はおりませんから、団子の好きな忍者でいかがでしょう」
「うん、それでもいい」
「あと、お色気担当はこの際不要かと思いますので…」
「え?いなくてもいいの?」
「はい、適応者もおりませんので」
 のちにこの話を聞いたサニーの手で、孔明は半殺しの目にあうがそれはまた後日。



「ずいさん、こめさん、ここはどのあたりだろう?」
 BFはのんきに話しかけてくるが、その息は白く、お供のふたりも微妙に顔が強張っている。
「ここは…アラスカ支部です」
「こんなに寒いんだから、気づいてくだされっ」
 なおもずんずんと氷原を進んでいくと、深編笠の一団に襲われている町娘猫背のメイドを見つけた。
「あっ、メイドに無体な真似をする狼藉者がっ!ずいさん、こめさん、やっておしまいなさい」
 樊瑞と孔明は顔を見合わせ、大きなため息をついて形だけでも深編笠の一団を追い払う。
 それでもBFが満足そうだったのでほっと胸を撫で下ろした。
 哀れなのはメイドのほうである。
「な、な、な、なぜ、俺は、こんな場所にこんな格好で…っ」
 歯の根もあわぬ氷点下の中で、凍えきったメイドが震えながら哀れな声を上げる。
「BFのご命令です…」
「…あきらめてくれい、幽鬼」
「と、と、と、とりあえず…た、助けてもらった礼に、うちへ…」
 案内されてみすぼらしい一軒家へ通されれば、そこにはいつもきれいに撫で付けられた白髪を乱し、ベッドに横たわったままのカワラザキと団子を頬張る怪しい忍者がいた。
「先回りか、レッド」
「まあ、そんなところだ。BFのご命令でこの支部を探っていた」
 口裏あわせもさぞかし大変であろう。
「このアラスカ支部には覆面の支部長がいて、暴君の限りを尽くしているようですな」
「も、もうワシのように老いた能力者など置いておけんと放り出され…げほっげほっ」
「じいさましっかり」
 なぜか全員が棒読みであるのはこの際置いておくとして、BFは至極真面目である。
「これは大変だね。よし、その支部長とやらを僕が懲らしめるよ!」
 ひとり全身から青い炎を立ち上らせるBFを横目に、樊瑞が孔明に耳打ちする。
「おい、孔明」
「きゃ、耳くすぐったい」
「ではなくて!本当にこのキャスティングでよかったのか…」
「あ、あとは…あの方にお任せするしかございません…」
 そしてアラスカ支部に乗り込んだ一向は、例の深編笠の一団やその頭領、そして真の黒幕である支部長と対面し…。
「さあさあさあっ、みなさん、BFの御前ですぞっ!これすべて、BFの御意思なりっ!」
 というオリジナルとは少し違った孔明の決まり文句で、片づけられてしまったのだった。

 今日も退屈なBFはなにかを見ている。
「孔明、今度は電車で旅がしたい~」
 世界の○窓からにはキャスティングが必要ないため、孔明は喜んで送り出したが、留守のあいだにBFがハマりそうなドラマはすべて破棄してしまった。

*Comment

可愛すぎるぅ 

初めまして。
先日こちらを発見して、今日ようやくゆっくり読ませていただきました。
BF様、めちゃくちゃ可愛いじゃないですかぁ。素晴らしいです。
ずいさん、こめさんもニヤニヤしながら読んでしまいました。
それとメイドの幽鬼にもプチ萌え。
もっともっと可愛いのかいて下さいね。応援してます。

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Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
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