GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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サニーちゃん、学校へ行く(10)

 さて、サニーが学校へ通うようになってから1週間あまりが過ぎようとしていた。
 イワンとサニーのマメな連絡で、校内の不審者はことごとくBF団本部に強制送還となり(どうやら怒鬼も送還されたらしい)今では学校はサニーのいちばんのお気に入りだった。
 それともうひとつ、図書館も本部にはないような本が多数あるので気に入っているが、あの銀髪男が貸し出しカウンターにがんばっているために借りることはしない。
 サニーもイワンもこの男のことはカワラザキに連絡した。
 だが…
「残月よ、おぬし、そこでなにをしておるのじゃ」
 腕時計に模した通信機から、やや呆れ気味のカワラザキの声が聞こえる。
「激動の、私はちゃんとした目的があってこの場所にいる。案ずるな」
「目的じゃと?」
 残月は朝の一服とばかりに煙管から煙を吐き出す。
「左様。図書館という場所、個人情報の宝庫でな…これの調査が終わり次第戻るつもりだ」
 たとえなにを突っ込まれても、弁の立つ男、それが残月。
 カワラザキもそういう正当な理由(意味があるかどうかわからないが)を持ち出されるとなにも言えなくなってしまう。
「むぅ…そういう事情ならば仕方あるまい…」
「納得したならば切るぞ。そろそろ開館時間だ」
 通信を切った残月は無表情を装い、下校時間になってサニーがやってくるのを心待ちにするのだった。

「新しい英語の先生を紹介します」
 担任に連れられて入ってきた男を見た瞬間、サニーは机に突っ伏した。
 隣の席のよし子が興奮気味にしゃべっている。
「サニーちゃんサニーちゃん、本物の外国人の先生よ!」
 長身で白目のその男は、不敵な笑みを浮かべて教室内を見渡した。
「諸君、私が英語教師のヒィッツカラルドだ。私の授業では居眠りでもなんでも好きにするがいい。ただし真っ二つだがな」
 生徒たちはこれがこの教師特有の冗談なのだと笑ったが、サニーはちゃんとその恐ろしさを知っている。
「私は常に正攻法を重んじる。正当な手続きを持ってすれば、敵地であろうともぐりこむことができるのだ」
 いったいだれに対しての演説なのかはわからないが、中年3人が聞いたら怒り出しそうではある。
「せんせー、おっしゃってる意味がよくわかりませんが」
「子供はわからなくてよい。ではレッスン1」

 教師として赴任したとなれば、一度は職員室にも顔を出すことになる。
 奇しくもそこに遅刻してきた呉学人がいた。
「新しい方ですか、私は理科を教えている呉…」
「きっ、貴様は国警の…!」
 互いになんでこのような場所で顔を合わせることになったか、わかっていない。
「なっ、なぜBF団十傑集のあなたがこのような場所に…生徒を攫い、エージェントにでも仕立て上げるつもりですか」
「そういう貴様こそなぜここにいる?エキスパートのタマゴでも育成しているのか」
 実は純粋に学校の先生がやりたかっただけとは言えない呉学人。
 むろん理由に関してはヒィッツカラルドも言えた義理ではないが。
「…ここであってしまったのが不運ですね…」
「つぶすにはいい機会だ…」
 呉学人が鉄扇子を広げる。
 ヒィッツカラルドもゆっくり呉学人に手を伸ばした…。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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