GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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あいすきゃんでー

 いつものように孔明の執務室では、午後のお茶の時間になっていた。
 とはいうものの、ここ最近の暑さのせいでお茶という感じではなくなっていて、もっぱら冷たいおやつが主流になっている。
 今日はアシスタントたちが集まっているところへ、新型ロボットの視察に出かけていた孔明がちょうど戻ってきたところだった。
「孔明さま、お帰りなさいませ。ちょうどサニーさまからのおやつが届いているところです」
 みんなで一緒に食べるのだからそんなことはない、と思いながらもサニーの作ったおやつと聞いただけで、なぜか孔明は身構えてしまう。
「そ、それは…いいところへ戻ってきました」
 うかうか不満を漏らしてサニーにでも聞かれては一大事と、周囲を見回しながら慎重に言葉を選ぶがサニーの姿は見えなかった。
「おや、そのサニー殿はどうしました?」
「先ほど樊瑞さまからのお呼び出しがあって、席を外されました。今日はアイスキャンデーを作っていらっしゃったので、溶けるといけないから先に食べるように、とのことです」
 保冷の容器に入ってはいるが、用事が長引けば確かに溶けてしまうだろう。
「なるほど。ではせっかくですから皆、いただきなさい」
 容器から棒を引き抜いてみると、肝心のキャンデーには袋がかかっていて中身が見えない。
 ひとりが袋を取れば、中からピンク色のアイスキャンデーが出てきた。
「お、イチゴ味ですな」
 別のひとりが同じく袋を外す。
「この緑色は…うん、メロン味だ」
 もうひとりが袋を外すと、中から現れたのは真っ赤なキャンデーだった。
「サニーさまのメモによると同じ味はないとのこと…するとこの赤いのはイチゴでないなら…」
 おそるおそる食べてみて…表情を明るくした。
「トマト…!いやあ、これだけ甘い味ならシャリシャリしていて美味い。サニーさまならではのアイデアですな」



「孔明さま、お先にいただきました」
 残るアイスキャンデーは2本。
 そのうち1本はサニーのだから、どちらを選んだとしても…いや、全員がランダムに選んでこの結果なのだから、自分がカスをつかむことはないだろう。
「では、これを」
 孔明はほんの少し童心に返りながら、容器からキャンデーを引き抜いた。
…袋に印がついている。
「あ、孔明さま。それ、当たりだそうです。おまけがつくとおっしゃってました」
「な、な、なんの…ッ?なんの当たりなのですかッ!」
 そしてサニーから言付かっていたアシスタントが取り出してきたものは…丼いっぱいの白いご飯。
 孔明はアシスタントと丼を見比べる。
「…どういう取り合わせなのですか」
「さあ…?」
 そこへタイミングよくサニーが戻ってきた。
「みんなーッ、アイスキャンデー、どうだったかしらーッ」
「あ、サニーさま、ごちそうさまでした!」
 いちばん喜んでいるのはトマトを引き当てたアシスタント。
「トマトのシャーベットみたいですごくおいしいです!」
「そう、よかったぁ」
 この期に及んでも、孔明はまだ袋を外す勇気が出ない。
「あら、孔明さま、当たりだったんですか。そうすると…私が希望してたやつが残ってるわけね」
 サニーは残ったアイスキャンデーを取り、黄色いそのキャンデーを口に含んだ。
「孔明さま、早く召し上がらないと溶けちゃいますよ」
「あの、サニー殿…このおまけはいったい…」
「キャンデーと一緒にどうぞ」
 孔明が意を決して袋を取り去ると、中から現れたのは…茶色のキャンデー。
「ちょ、チョコレート味ですかな」
 愛想笑いを浮かべながら、どんぶりめしのことはとりあえず置いておいて口に含もうとした。
「それ、チョコじゃありませんわ…焼肉のタレです」
 孔明の口から勢いよくキャンデーが吹き出した。
「普通そんなものをアイスキャンデーにしますかーッ!」
「失礼な!有名焼肉店の秘伝のタレなんですよ!ご飯にもよくあうという話なので、ちゃんとおまけをつけましたのに!」
「自分だけレモン味のくせに~」
 孔明が両手で顔を覆って訴えると、サニーの赤い瞳が怒りの色を帯びて細められた。
「これもレモンじゃありませんわ…リポ味ですのよ…いったいだれのおかげで避暑にもいけず、うら若い乙女が栄養ドリンクのアイスキャンデーなぞッ!」
「わッ、私のせいではありませんぞーッ!」
「タレ味のキャンデー食べて仕事しろーッ!」


 その同じころ。
「サニー・ザ・マジシャンの作るものって、みんな美味しいなあ…」
 BFが満足そうに焼肉のタレ味アイスキャンデーを舐めながら、どんぶりめしをかっ込んでいた。

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Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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