GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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暑気払い

 いつものようにサニーが孔明の執務室に入ってくる。
「おはようございます、サニーさま」
 先にきていたアシスタントが声をかけるが、サニーは大きなため息をついて自分用の机についた。
「今日はなんだかかったるいわぁ」
「そういえば…お顔の色が優れないようですが」
 気を遣ったアシスタントは、コーヒーを尋ねる。
「ホットをもらうわ。ずっと寒くてたまらないのよ」
「お風邪ですか?」
「いいえ…どこかのバカが私の部屋のドアに貼ってあったお札をはがしたのよ」
 そこへタイミング悪く孔明が入ってきた。
「どこかのバカのおかげで…バカオヤジの幽霊がベッドの脇に立ってわめくの。おかげで寒いったらありゃしない」
 にこやかに朝の挨拶をしようとした孔明が、笑顔を凍りつかせたままコソコソと席につく。
「あ、孔明さま、おはようございます」
 アシスタントは孔明にもコーヒーを差し出し挨拶するが、孔明はサニーから隠れようとしている。
「孔明さま」
 マグカップを机に置いたその音だけで、孔明は身体をびくりと硬直させた。
「は、はい…なんですかな」
「お札をはがしたの…孔明さまですわね?」
 ぎろりとにらまれるが、孔明とてやはり反論はしたい。
「わ、私もですねッ!毎晩毎晩アルベルト殿の幽霊が、お札をはがせはがせとささやき続ければ、どうしようもないではありませんかッ!」
「あら?つまり…自分さえよければ、私のことはどうでもよい…と?」
 孔明が怯え、サニーの機嫌が悪いままでは仕事にならないので、アシスタントが助け舟を出す。
「ま、まあまあ。サニーさま、もう一度お札を貼ってアルベルトさまを部屋から出されては?」
「できないのよ。一度はがしたお札からは効力が失われてしまうんですって…ゴキブリ○イ○イとかもたくさん仕掛けたけど、引っかからないし…」
 そうしてサニーは再び孔明のほうを見た。
「…先日のアフロヘアー、けっこうお似合いでしたわ。今度はスキンヘッドなんてどうでしょうねえ…」
 その台詞に孔明は思わず自分の髪を押さえる。
 サニーなら本当にやりかねないから。



「アルベルトさまはもしかしたらサニーさまのことがご心配でいらっしゃるのでは?」
「そんなんじゃないのよ。あのオヤジはね…」
 そう言った瞬間、凄まじい勢いでドアが開き暴風と共にアルベルトの幽霊が入ってきた。
「サニー、頼むから母さんを説得してくれえ!」
「ふざけないで!あの世の夫婦喧嘩に私を巻き込まないでちょうだい!縁切ったくせに!」
 そう言われるとアルベルトも言葉を詰まらせる。
「ならば…孔明にとり憑いて…」
「ヒーッ!わ、私がなぜ巻き込まれなければ…ッ!」
 アルベルトが伴っている暴風のせいで、室内の書類が生き物のように部屋中を飛び回る。
「こ~め~」
「策士!間違ってもとり憑かれたりするんじゃないわよ!」
「も、もとよりそのつもりです!」
 主従がもはや逆転していることはどうでもいいのか。
 孔明が羽扇で反撃しようとするが、アルベルトの暴風は止められそうにない。
「策士ー!なんとかして追い出しなさい!追い出せなかったらスキンヘッドよ!」
「わーっ、それはいやですー!」
 孔明が必死になってポケットから取り出したものは1枚のお札。
 それが見事に風に飛び、アルベルトの額に貼り付いた。
「お?」
「お?」
 アルベルトはすべての動きを止め、凍ったように硬直している。
「よくやったわ、策士。このまま地下の冷凍庫にでも入れちゃいなさい」
「はい!って…なんで私がサニー殿の命令をッ!」
 ようやく我に返った孔明が反論したが、サニーはもう元の不機嫌なサニーに戻っていた。
「あら?そもそもだれのせいでこうなったのかしら…スキンヘッド、似合うでしょうねえ…」
 手に剃刀を持ってにんまりと笑えば、もう孔明は逆らえない。
「は、ははっ…すまないが君たち、アルベルト殿の幽霊を地下の冷凍庫に」
 アシスタントは二つ返事でアルベルトを運んでいった。

 しかし…これで終わるようなアルベルトではない…。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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