GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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サニーちゃん、学校へ行く(9)

 町の図書館はけっこう大きなもので、蔵書も豊富に取り揃えられていた。
 サニーとよし子は勉強室の隅に腰を落ち着け、山ほど出された宿題をやり始める。
「ここは調べなきゃいけない場所ね…えっと、館内貸し出しをお願いしなきゃ」
 そこがBF団の図書室で、自分が魔法を使えたならそんな資料は動くことなく飛んできてくれるのだが、ここではそうもいかない。
 理科の資料を何冊か選び出し、貸し出しのカウンターへ向かう。
 そこに座っている司書を見たサニーは思わず資料を取り落とした。
 よし子が口に指を当てて「静かに」と意思表示する。
「どうしたのサニーちゃん」
「あの…あそこの人…」
 震える指で司書を指せば、よし子はちらとカウンターを見た。
「ははあ、サニーちゃん、あの司書さんが怖いのね。そうね、なんかサングラスなんかしてるし」
 まだ若そうなのに、緩いウェーブのかかった銀髪の司書は、濃い目のサングラスをかけてこちらの様子を見ている気がする。
(まさか…まさかあの方じゃないわよね…)
 あの方とは、普段は角帽に覆面姿のあの男…よもや彼までがこんなところにいるとは思えないし、あの司書が彼という証拠はない。
「わかったわ。あたしが借りてくる」
 よし子は軽く胸を叩き、サニーの落とした資料も一緒に持ってカウンターへ赴いた。
 ややあってからサニーを振り向く。
「サニーちゃぁん!ひとり1冊しかダメなんですって!」
 ここは図書館、お静かに。

 1冊ずつ借り出していたのでは到底終わりそうもない。
 サニーは仕方なく自分もカウンターへ向かった。
「すみません…この本を借りたいんですが」
 何事も起こりそうにないと判断したよし子が先に席へ戻る。
 サニーはさらに声をひそめ司書を見据えて言った。
「…残月さまでしょ」
 銀髪の司書は不敵な笑いを浮かべる。
「いかにも。白昼の残月、本と少女を愛するがゆえに斯様な職に就いてしまった」
「少女ってだれですか…」
「フフ…それを知るにはまだ早かろう」

 サニーと残月が図書館という場所で丁々発止のにらみ合いを続けていることは、アルベルトにも感じられた。
「今度は白昼かー!激動のじじいはなにをやっとるのだー!」
 娘の前ではクールを装っているが、いったん離れると心配で心配でたまらない父親、それがアルベルト。
 ギャアギャアとわめいているアルベルトを横目に、ヒィッツカラルドはスーツの襟を正した。
「さて、と。私はちょっと出かけてくるとするかな」
「どこへいくのだ、素晴らしきよ」
 クナイを弄びながらレッドが尋ねる。
 ヒィッツカラルドがニヤリと笑った。
「そうだな…私はこそこそするのが嫌いでね。派手なことをやろうかと思っているのだよ」
 レッドはどうせ国警の支部のどこかを襲うつもりだろうと意に介さない。
 つまらなそうに軽く手を振っただけだった。

*Comment

 

>>白昼の残月、本と少女を愛するがゆえに斯様な職に就いてしまった

どうしよう
このボケナス男を笑顔で思いっきり殴ってやりたい(笑)
もちろん台所のスリッパで快音たてるよ


サニー人形を持っている魔王にはトイレのスリッパでいいですか?
  • posted by アジ 
  • URL 
  • 2007.07/28 00:18分 
  • [Edit]

 

>アジさん
できれば健康スリッパでお願いします。
つか、この男は殴られても顔色ひとつ変えないね!
司書という仕事がいちばん適任だと思うのですがどうでしょう?
魔王はビニールのトイレスリッパで充分です、ええ。
  • posted by 管理者 
  • URL 
  • 2007.08/02 23:41分 
  • [Edit]

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Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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