GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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サニーちゃん、学校へ行く(8)

 サニーが給食室でよし子と他愛ないおしゃべりに興じているころ、BF団本部では例の中年3人が大騒ぎになっていた。
 セルバンテスは「さにーちゃん、ああサニーちゃん、サニーちゃん」とおかしな俳句を捻ってみるやら、以前作ったサニーの人形を小脇に抱えて作戦指令所を書いている樊瑞やら。
 たったひとり楽観視しているのではないかと思えたアルベルトですら、今は冷静さを失って大声でわめいている。
「ゆ、許さんぞ、サニィー!」
 どうやらサニーが発した冗談をテレパシーで読み取ったようだ。
「樊瑞!儂は十傑のひとりと恋愛するためにサニーを貴様に預けたのではないぞ!」
「なんだなんだ」
 意味もわからず突然指を突きつけられて詰られた樊瑞は当惑する。
「サニーの初恋の相手があやつとはどういうことだー!」
「意味がわからんわ、アルベルト!」
 そこでアルベルトはサニーに初恋の相手がおり、髪が括れるほど長い男らしいと話した。
「そんなはずはないよ、アルベルト」
 セルバンテスが口を挟む。
「だってサニーちゃんの初恋の相手は私だからね」
「なにを言うか、眩惑よ」
 セルバンテスがそう出れば樊瑞も負けていない。
「髪の長い男といえばワシだろう!」
「どっちも認めるかー!」
 アルベルトの衝撃波が本部全体を揺らした。
 というか、そこまでテレパシーでわかるなら、それが嘘だということも見抜いてやれ、アルベルト。

 給食が終わってからの授業は眠いもの。
 クラス全員がうつらうつらしているとき、担任がひとりの男を連れて入ってきた。
「お休みしている理科の先生の代わりの先生を紹介します」
 担任の横には、後ろで髪を束ねた目の細い白衣の男が立っている。
(あれ?どこかで見たような人…)
「これから君たちと理科を学ぶ、呉学人と申します。楽しいお話をいっぱいしてあげますからね。なにか質問があれば聞きますが?」
 クラスの級長である男子が手を上げた。
「あの…先生が着ているそれは、白衣ではなくって割烹着というやつでは…」
「いい質問です。しかしこれは私専用の白衣です。気にすることはありませんよ」
「あの…先生はどうしてピンク色の扇子を持ってるんですか…」
「これは身を守るためのものです。気にすることはありません」
 なぜ一介の理科教諭が身を守らなければならないのか。
 それについて質問する勇気のある生徒はいなかった。
「私の授業で居眠りなんかしますと、この鉄扇子が容赦なくいきますからね、ウフ…ウフフフ」

「ねえサニーちゃん、呉先生って優しそうよね」
 サニーはよし子の意見には同意しがたい。
「でも…優しい先生がこんなにいっぱい宿題出すかしら?」
 あまりにもたくさんの宿題に、ふたりは顔を見合わせてため息をつく。
「そうだ、図書館でやって帰りましょうよ。あたしもわかんないところ、サニーちゃんに聞けるし」
「そうね、必要な資料なんかも借りられるし」
 サニーはイワンに連絡し、よし子とともに町の図書館へと向かった。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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