GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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サニーちゃん、学校へ行く(7)

 今日は朝からやたら忙しかった。
 昨日たくさん出た宿題の提出だとか、教室の移動が激しかったり。
「サニーちゃん、昨日の宿題全部できたの?すごいわあ」
「ねえねえ、見せてもらえない?」
 昨日の今日だというのにすでに教室のアイドルとなったサニーに、クラスメイトがいろいろ話しかけてくる。
「ええ、いいわ。でも…国語の宿題だけが完全じゃないの。だれか、教えてくれる?」
「もちろんよ!」
 サニーのお願いにも快く承知してくれた。
「うむ、やはりサニーさまは人の心をつかむのがうまくていらっしゃる…中年の心だけではないようで安心だ」
 今日も様子を見ているイワンは、満面の笑みでうなずく。
 それからカワラザキに定期連絡を入れた。
「おお、イワンか…ふむ、サニーは元気にやってるようじゃな。ところでな、イワン」
 カワラザキがこう切り出すのは、よくない話のほうが多い。
「…なにかございましたか」
「十傑の連中がやけに任務に時間がかかっておるのじゃ」
「なにか難しい任務だったのでは?」
「むぅ…あやつらに難しいような任務ではなかったはずなんじゃが…」
 しばらくの沈黙があったあと、気を取り直したような声がした。
「まああの3人がここから動かなければ問題はなかろう。イワン、サニーのことくれぐれも頼むぞ」
 連絡を終えたイワンは再びサニーの動向に目をやったが、サニーの姿は教室になかった。
「おや?ああ…給食の時間となったか」

 サニーの学校では、給食はカフェテリア方式である。
「おばさーん、あたし大盛でね!」
 今日の献立メニューである冷製パスタを皿いっぱいに盛ってもらい、よし子はホクホク顔でテーブルにつく。
 その次にサニーが、これもまた大盛になった皿を持ってよし子の隣についた。
「あら、サニーちゃんも大盛にしてもらったの?」
「う、ううん。私、別に頼んでないんだけど…黙ったままで盛られちゃったの」
 いつもは生徒たちに愛想を振りまいてくれる給食のおばさんが、今日はやたら寡黙であることを、生徒たちはきっとおばさんがお休みしたので代理の人がきているのだろうとしか思っていなかった。
 厨房で同じような格好をし、帽子を目深にかぶって黙々と作業している職員の脇では、給食の制服を奪われ縛り上げられて眠らされている本物の職員が転がっているなど知らずに。
「ねえ…本当にあの人、給食のおばさんなのかしら…」
 食べ切れそうにない量のパスタを前に、サニーがよし子に尋ねてみる。
「えー?だってほら、髪の毛だって後ろで括ってるし。おばさんに間違いないわよ」
 そんなことは基準にならないと思うが。
 万が一という不安を解消するために、サニーは思い切ってカマをかけてみることにした。
「そうお?だって私の知っている男性も髪を括ってるのよ」
 そう言ってそっと厨房をうかがってみるが異変はない。
「あらやだ。サニーちゃん、その人とどういう関係なの?」
 おばさん体質のよし子はサニーの計算どおり食いついてきた。
「えっとねえ…サニーの初恋の人なの!」
 引きつった笑顔でそう言った瞬間、厨房の中で調理器具がひっくり返る音に混じって「お気を確かに!」「早く気付の薬を!」「撤収だ、撤収せよ!」という声がした。

 帰宅したサニーは何事もなかったかのようにイワンに話す。
「ねえイワン、今日怒鬼さま見たわ」
「イワンも血風連を見ました」
 ふたりは黙って顔を見合わせ…イワンはカワラザキに連絡を取るべく、通信機のスイッチを入れた。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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