GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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たんでむ

 今日もまた本部の前には爆音を響かせる大型バイクが停まっている。
 ノイズでありながらもそれを聞いている孔明は、なぜか落ち着いた気持ちになっていた。
 というのも、若返ったカワラザキと若返っているのかどうかはわからないが素顔の十常寺が、バイクで出かけるときにはあの訓練もないし、訓練がないから無理やり十傑集に任務を与えなくてもすむので。
「まあ…お好きになさってください」
 そんなことをつぶやきながら、何気に窓の外に目をやる。
 今日はバイクにサイドカーがついていた。
 怪訝に思いながら本部の前に出てみると、いつものように皮ジャケットのカワラザキとレザースーツの十常寺が待っている。
「今日も…おふたりでお出かけですかな?」
「いや、今日はもうひとり」
 間髪をいれずに返ってきた答えと同時に、本部からBFが駆け出してきた。
「待って待って」
 孔明が思わず羽扇を取り落とす。
「び、BF!ど、どこへいかれるのですかッ!」
「え?つーりんぐだよ、つーりんぐ」
 十常寺がにこやかに手渡したヘルメットをかぶり、BFはサイドカーに乗り込んだ。
「激動ー、十常寺ー、帰り僕が後ろ乗っていい?」
「よろしいですよBFさま」
 カワラザキがバイクにまたがり、十常寺がカワラザキの腰にしがみつく。
「久しぶりですなあ、BFとのタンデムは!」
「だあって、前回は僕のこと連れてってくれなかったじゃないかあ」
 頬を膨らませるBFに十常寺が笑いかける。
「ごめんなさいねえ、あのときは私も激動も若返ったうれしさで走り出しちゃったものですから」
「でも今日は誘ってくれたから許すー」
 なにやら和気藹々としたまま、3人は爆音とともに走り去っていった。
 あとに残された孔明はその場に崩折れながらつぶやく。
「あ、あ…悪夢…だ…」



 BF団の本部はどこかの孤島にあるという話だが、BFが海に橋をかけたものだからバイクはどこまでも走る走る。
 途中ロッキー山脈でグリズリーを狩り、アメリカのダイナーで食事をとり、リオのカーニバルに十常寺が混じって踊り、BFが少年に混ざってサッカーに興じたり。
 とにかく3人はツーリングを十二分に楽しんできたのだった。
「激動、激動」
 約束どおり帰りはカワラザキの後ろに乗ったBFが声をかける。
「なんですかなBF」
「今度はさ、十傑集と策士も連れてみんなで旅行しよう」
「なるほど。しかしそうなるとバイクでは無理ですな。バイクなど乗れぬ者もおりますし、無粋といって嫌がる者もおりますから」
 それを聞いていたサイドカーの十常寺が笑う。
「あっはっは。だったら全員まとめてトレーラーかなんかで運んじゃえばいいでしょ」
 カワラザキが軽くうなずいた。
「ああ…じゃあ久しぶりに引っ張り出してくるか」
 それはきっとジェットコンボイというやつであろう。
「わーい、そのとき僕、助手席ね、助手席!」
 3人は嬉々として話していたが、この予定を聞いた瞬間、残りの十傑集は全員逃げ去った。
 そしてやはり逃げ遅れた孔明は…。
「わ、私はッ!私は、車酔いが激しいですからッ!」
 大型トレーラーでの旅行に無理やり参加させられたのだった。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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