GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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BFさまは不条理に怒っています

 いつものように朝、孔明はBFのご機嫌を伺いに謁見の間を訪れる。
「おはようございますBF」
 珍しく実体化しているBFは上機嫌で孔明を迎えた。
「やあ孔明。どうかな、このスーツ」
 いつもの服装ではなく、黒に少し金糸の混じったスーツを着込んでいる。
 そんなものを誂えたなどと聞いていない孔明は、少し驚きながらもとりあえず褒めておいた。
「大変お似合いです…が、いつ、そのようなものを?」
「もちろん最近だよ。日にちはまだわからないが、やはり用意しておかねばね」
 日にち…と聞いて孔明は首をかしげる。
 もしやとうとう痺れを切らして、全世界へ向けての攻撃開始に打って出るので、メディアに登場するための衣装であろうか。
 いや、それならばBF団の首領としてはいつもの服装で十分なはずだ。
 孔明はおそるおそる口を開いた。
「あの…日にち、と申しますと?」
 今度はBFのほうが怪訝そうな顔になった。
「え?孔明…君は聞いていないのか?」
 孔明は懸命に記憶をたどった。
 BFの意思を受け取れるのは自分だけで、その自分を通さずにBFが事を起こすはずはない。
 しかし、聞いていないというのは…だれからだろうか?
「申し訳ございません。私には少々わかりかねますが…」
 するとBFは目を輝かせて楽しそうに言った。
「結婚式だよ、結婚式」



「どなたの?」
「だから衝撃と、ええと、混世魔王の…」
「扈三娘殿のことですか?」
「そう!確かそんな名前だった」
 ある種のとんでもない発言に孔明は慎重に言葉を選んで否定する。
「アルベルト殿は結婚式をなさいませんが」
 BFの顔から笑みが消え、徐々に表情が強張っていく。
「結婚式を…挙げない?」
「はい」
 アルベルトの性格からいって、およそそういうことからは縁遠いのだが。
「なんでだー!僕は彼の上司に当たるんだから、絶対絶対招待されると思っていたのにー!」
「BF、落ち着いてください」
「スピーチの練習だって何度もやったんだぞ!初めての結婚式だからあがらないようにって!」
 さらにスーツのポケットからなにやら取り出した。
「ご祝儀だってはずんだんだ!」
 その祝儀袋とか奉書紙とかはいったいだれが教えたのかと、孔明は眉を寄せる。
「ま、まあ、お祝いくらいは差し上げても喜ばれるかと」
「式を挙げないのなら意味がないだろう!」
 BFの身体から青白い炎が立ち上った。
「衝撃を呼べ!僕直々の命令だ!」
「BF、そのような私的な理由では…」
「やかましいー!」

 かくしてアルベルトは不本意ながら扈三娘との結婚式を挙げることとなった。
 新婦の介添は樊瑞、神父にイワン、立会人をセルバンテスとして。
 むろんスピーチを行ったBFが上機嫌だったのは言うまでもないが、その後のライスシャワーにと米を1俵用意して撒いたために、新郎新婦が半分埋もれてしまったことを付け加えておこう。
 後にアルベルトは、この式の記憶を封印したがったらしい。

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Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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