GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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サニーちゃん、学校へ行く(6)

 恐ろしく不機嫌な中年3人と、やたら貧血気味の幽鬼を見たヒィッツカラルドは小さく肩をすくめて両手を広げた。
「アメリカ支部から帰ってきたら、こいつはいったいどういうわけかな?本部内がまるで太陽が消え去ったみたいな状況じゃないか」
「ああ、それはだな」
 ヒィッツの疑問にレッドが答えてやった。
「ほら、あの衝撃の娘。あれが日本の学校へ入学したとかでな、小娘にべったりだったやつらががっくりきているのだ」
 それでヒィッツも納得したようだった。
「なるほどね、原因はあのお嬢ちゃんか。道理で本部内がやたら静かだと思ったよ」
「なんでも激動のじいさまと策士の考えらしいが…あの小娘ひとりがいなくなったくらいで、十傑ともあろう者がこんなにおたおたするとはお笑いだ」
 レッドはいつものようにシニカルな笑みを浮かべてクナイを舐める。
「ところで素晴らしきよ」
「なにかね」
「どこかで怒鬼を見かけなかったか」
 いつも一緒につるんでいる相手がいないとレッドも調子が狂うらしい。
「さあ…なんにしても私は今戻ってきたばかりでね」
「そうか、それならばよい」
 レッドが姿を消してからヒィッツは火が消えたような本部内を見渡した。
「あのお嬢ちゃんの存在がここまで大きいとはな…しかしそれにしても少し静かすぎやしないか?確かに皆、任務で出払っているのかもしれんが…」
 やがて何事か思いついたヒィッツは、任務を終了した休暇を得るべく孔明の元へと向かった。

「昨日職員室で聞いたんだけどね」
 サニーと並んで歩きながらよし子は朝食のパンを頬張っている。
「うちの学校って人員不足なんだって。それで何人か補充の先生がくるらしいのよ」
「ま、まあ、そうなの」
 補充の教師と聞き、昨日からの一連の騒動を考えるにサニーは内心穏やかではない。
(お、落ち着くのよサニー。いくらなんでもほかの十傑の方がいらっしゃるはずなんてないわ。みなさま、任務でお忙しいはずだし…)
「おはようございまぁす」
 元気よくほかの生徒と挨拶を交わしながら校門をくぐれば、だれかがホウキで掃除をしている。
「だれかしら?」
 こちらに背中を向けているので顔は見えない。
「校務の人じゃないかしら。あれ?でもあの白い割烹着は給食のおばさんみたいだし…給食のおばさんがお掃除してるのかもね。だってほら、うちの学校は人員不足だから!」
 よし子にそう言われるとなんとなく納得してしまう。
「そうね。あっ給食っていえば、昨日のオムライスおいしかったわ」
「今日の献立は冷製パスタってあったわ。お昼が楽しみね!」
 にぎやかに笑いながら玄関へ向かうサニーは、給食のおばさんと思しき人物の頭上に、無数の深編み笠が待機していることに気づきはしなかった…。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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