GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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策士と魔女と:久しぶりッ!

「どうやら…今日という今日は、あの魔女っ娘を罰しなければならぬようですな…」

「おはようございます、孔明さま」
 朝の執務室に入ってきた不機嫌極まりない孔明に、サニーはにこやかに声をかける。
「あら、イメチェンですか」
 孔明が不機嫌な理由はそこにあった。
 なにしろ…あの髪が見事なアフロになっているのだから。
「…だれのせいですか…」
 サニーが驚きもせずにそんな台詞を言ってのけるのは、当事者だからにほかならない。
「意外とお似合いですわよ」
 孔明の頭がアフロになってしまったのは昨夜のこと。
 執務を終え、自室に戻りのんびりと風呂に入ったときだった。
 バスタブの中で手足を伸ばし、一日の疲れが消えていく…それを感じながら大きく息を吐いた瞬間、
「なっ…何事ですかーッ!」
 いったいどこに仕掛けてあったのか、壁といわず天井といわず床といわず…とにかく四方八方からロケット花火が勢いよく飛んできた。
 孔明はバスルームから出ようとするがあたり一面火薬の匂いと煙で大変なこととなり、火傷こそ免れたものの髪型は…。
「サニー殿ですな、私の浴室にあのようなものを仕掛けたのは!なんの恨みがあるのですかッ!」
 いや、そこらへんは胸に手を当ててよーく考えてみろ。
「確か孔明さまのお国の新年は、そのようにお祝いすると聞いたような…」
「春節はとっくに終わりましたッ!」
 冷静な孔明に似合わず大きな声を出せば、サニーも負けてはいない。
「あらぁ、私、孔明さまに恨みなんかこれっぽちもございませんわよ?バレンタインにチョコを受け取っていただけなかった恨みなんか、これっぽっちも!」
 目を見開いて笑うサニーの顔は恐怖以外の何物でもない。



 孔明は一瞬たじろいだが、なおも反論を続ける。
「どこの世界に、無数の足が見えるハートチョコを喜んで受け取るバカが…!」
 バレンタインデーにはにかみながら箱を渡したサニーに、孔明は少しもったいぶって箱を受け取り、意地悪な気持ちで尋ねたのだった。
「はて、この箱は…?開けてもよろしいですかな?」
 中身がチョコだというのはわかっていた。
 しかし孔明としてはサニーを焦らしてやろうと思っていたのだ。
 いつもの羽扇を机に置き、リボンを解いて綺麗にラッピングされた愛らしい箱を開ける。
 中にはハート型のチョコが予想通りに詰まっていた…そのハートから無数の足が出ていることさえのぞけば。
「なっ…なんですかこれはーッ!」
「チョコ、ですわ」
「足が…足があるではないですかッ!ああっ、しかも箱の中を歩き回ってるしッ!」
「ガッツですわ、孔明さま!」
「だから気合のいる食べ物はいらないとあれほどー!」
 泣きながら執務室をダッシュで逃げ出した孔明は、サニーの惨さ(本命チョコだと期待したのに裏切られて)を訴えようとBFのところへ急いだ。
 けれどもチョコという話題を振っただけでBFは不機嫌になる。
「孔明…チョコ、もらったんだ…」
「いえ!あの、あれはチョコという代物では…」
「もらったんだ…ふーん」
 以降なにを言っても「却下」の一言で片付けられてしまった。

「そもそも孔明さまに非があるかと…」
 見かねたスタッフ(ある意味仕事が始まらないので困る)が口をはさんだ。
「サニーさまのチョコはとてもおいしいのに、受け取ろうとなさらないから…」
「あっ、足が…足が…ッ」
「オプションつきのチョコなのですから、我々にはうらやましい限りですよ」
 じゃあ食ってみろよ、お前。
 孔明はいつものように両手で顔を覆って泣き始める。
 ホワイトデーにお返しをたくさんしたら、サニーは許してくれるだろうかと考えながら。

「私を罰しようなんて、百万年早いですわ」

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Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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