GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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サニーちゃん、学校へ行く(5)

 BF団本部に強制送還された3人はまだブツブツと文句を言っている。
「サニーちゃんはあんなことを言う子じゃなかったよ。これはきっと日本のゆとり教育の弊害ってやつだよね」
「うむ。やはりサニーはここでのびのびと勉強するほうが似合っているのだ」
 セルバンテスは落ち込みながらも平静を装うアルベルトに食ってかかる。
「アルベルト、君は心配じゃないのかい?君の大事な一人娘が男とふたりで、オンボロ家に暮らすなんて」
「イワンはそういう男ではない」
 幼いときからサニーを見ているイワンが、今さらなにをするというのか。
「儂は貴様らのほうがよほど不安だ」
「なにを言うかアルベルト!イワンとて男だぞ!」
 樊瑞が憤ればセルバンテスも負けてはいない。
「そうだよ!間違いが起きたらどうするんだ!」
 3人がギャアギャアと(正確にはふたりだが)騒いでいると、再びアキレスがにじみ出てきて3人を捕らえてしまった。
「ちょ…!なぜ我々がっ!」
「私がアキレスさまにお願いいたしました」
 羽扇をはためかせながら現れたのは策士・孔明。
「サニー殿の通学には私も賛成しております。これ以上あなた方が干渉するというのであれば、サニー殿の学業が終わるまでアキレス様の牢に入っていていただきます」
 3年間、大学まで進むとしたら10年もそんなところに入っていられるはずもなく…3人は渋々、おとなしくサニーの帰りを待つことを了承した。

 さて、十常侍のお菓子を持って日本へ向かった幽鬼はどうなったかというと、さすがにノーマークだっただけあって難なくサニーの家にたどり着いた。
「これは幽鬼さま、なにかございましたか」
 突然の幽鬼の訪問にイワンは困惑する。
「いや…十常侍がこれをお嬢ちゃんに、と…。それで俺が、用事のついでに持ってきた…」
 その用事がなんであるかは言えるはずもないが。
 本部に重大事件が起きたのでないとわかり、ようやくイワンも笑顔になって幽鬼の差し出す箱を手にした。
「そうだったのですか。ではこれはサニーさまにお渡しいたしますね。しかし幽鬼さま…時差の関係もございますが、こちらは真夜中でございまして、明日の朝サニーさまにお渡しいたします」
「そ、そうか…」
 せっかくサニーの顔が見たかったのだが、熟睡中となればどうにもならない。
「夜明けまで待つ…」
 そう言って捨て犬のように玄関脇に座り込むが、こんなことをされて困るのはイワン。
「ま、まあせっかくですから中へお入りください。布団の余分はございませんが、せめてお茶なりおいれしましょう」
 結局、イワンの睡眠は妨げられ、あくびをしながらサニーの朝食を作る羽目となった。

「おはようイワン。あらっ幽鬼さま、おはようございます」
 階下へ下りてきたサニーは目ざとく幽鬼を見つける。
 だが幽鬼はというと、初めて目にするサニーのパジャマ姿に噴出した鼻血を必死にこらえているところだった。
「サニーさま、幽鬼さまはサニーさまにお菓子を持ってきてくださったのです。十常侍さまがお作りになったらしいですよ」
「そうなの?十常侍さまのお菓子、おいしいから大好きよ。よし子ちゃんにも少し分けたいわ」
「では今日の帰りに寄っていただいては?それよりサニーさま、早くお支度なさいませんと、よし子さまがお迎えにいらっしゃいますよ」
 元気よく返事をしてサニーは洗面所に向かう。
 翻ったパジャマの裾からのぞいたサニーの背中に、鼻血の止まらない幽鬼がとうとうぶっ倒れた。
 その後やはり幽鬼もカワラザキに叱られて強制送還されるのだが、この男には本望だったかもしれない。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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