GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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BFさまがまたお怒りになっています

 急遽招集をかけられた十傑集は、目の前に立つ実体を持ったBFの姿に萎縮する。
 なぜなら今日のBFは青白い炎をまとっており、どう見ても怒っているのがわかるからだ。
 バレンタインデーには呼び出されなかったため、安心しきっていたというのになぜこの時期なのか。
「策士、もうすぐなんの日だったかな」
 これといって思い当たらない孔明がおずおずと答える。
「もうすぐ…お彼岸、ですかな?」
「違う!」
 凄まじい音とともに、室内なのに稲妻が走った。
「もうすぐホワイトデーというやつがくるだろう」
 苦々しくそう言ってBFは一同を見渡した。
「バレンタインデーに本命チョコをもらい、お返しを考えている者は即刻この部屋から出ていけ」
 残月と怒鬼が当たり前のような顔をして退室し、レッドがアレは確かに本命チョコだと自分を納得させながら出ていく。
 カワラザキは幽鬼からとはいえ本命だし、ちゃんとお返しを考えているので堂々と去り、十常寺までもがにこやかに部屋を出ていった。
「な…!」
 BFの顔色が変わったのを見て、孔明があわててフォローする。
「いえ!ほら、時代はゆるキャラですから!」
 ゆるキャラなのか、十常寺。
 幽鬼はというと本命のチョコをカワラザキに渡す側で、お返しをもらう側であるために結局残る羽目になった。
 孔明は小さく笑みを浮かべて自分も出ていこうとしたが、またしても樊瑞に呼び止められた。



「孔明!クリスマスに続き、見栄を張るでない!」
 孔明は憎々しげに羽扇の陰から樊瑞をにらむ。
「こ、これは樊瑞殿、見栄などとは心外ですな。私とて本命チョコくらい…」
「部下にチョコを義務付けしてなにが本命だ。おぬしのは義理チョコですらない義務チョコではないか!」
 孔明、それはもはや惨め以外のなにものでもないぞ。
「黙れ!」
 なおも反論しようとした孔明をBFが一喝した。
「…またこの3人か…」
 そういうことをいってやるなよ。
 ややあってからBFはマントの陰から小さなカゴを取り出した。
「これを見ろ」
 カゴの中に入っているのは長方形のクッキーで、中央にはハート型のチョコが埋め込んである。
「クッキー…ですな」
「そうだ。今年のチョコのお返しに僕が考えたものだ!なのに…」
 BFの全身からさらに激しい炎が立ち上る。
「だれも僕にチョコをくれなかった!」
 拳を握り締めて言う台詞でもないが。
「ま、まあ…たぶんみな、恐れ多くて渡せずにいたものと…」
「こっそりと部屋の前に置いておいてくれたっていいじゃないか!」
 それから声のトーンが落ちた。
「…せっかく作ったのに」
「ではせっかくですから、エージェントたちに配ってはいかがでしょうか」
 孔明の名案も今のBFには火に油を注ぐ結果となる。
「チョコもらってないのに、お返しだけしてたらもっと惨めだろー!」
「BF、落ち着いてください」
「やかましー!」
 かくして3月14日が終わるまでBFの怒りは収まりそうにないのだった。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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