GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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BFさまと赤ちゃんと

 孔明とレッドの長男である紅瞳が丁々発止のやり取りをしていると、不意にBFの声が響いた。
「こーめー」
 いつになく弱々しい声に孔明は紅瞳のことも忘れて執務室を飛び出した。
 ふと気がつけば、謁見の間の前になぜか紅瞳もいる。
「なっ…なんで君がここにいるのですかーッ!」
「声が聞こえたのだ」
 紅瞳は当然のように言う。
「声が?」
「うむ。助けてと」
 一瞬、孔明は紅瞳にもBFの声が聞こえたのかと思ったが、紅瞳の言うことを聞く限りでは違うらしい。
 少なくともBFは助けを求めていたわけではなさそうだし…。
「BF、孔明でございます。失礼いたしますぞ」
 部屋の中央に浮かんでいるのはBF、しかしその腕には赤ん坊がいた。
「あっ、梅淑!」
 赤ん坊は紅瞳の顔を見るなり、ほっとしたようにまた泣き出した。
「あああ…BFになんということを…」
「きっとオムツが濡れて、お腹がすいたのだ。策士、早く替えのオムツを持ってまいれ」
「だからなんで私がッ!」
 やはり当然のように命令する紅瞳に孔明は反論したが、一刻も早くなんとかしてほしいBFによってなだめられた。
 部下のエージェントに持たせたオムツを受け取り、BFから梅淑を受け取った紅瞳が手早くオムツを替えていく。
「ほー」
「…さすがになかなか…」
 BFは興味深そうにその様子を覗き込む。
「手際がいいね」
「末子の面倒を見るのは長子の役目だと父上がおっしゃっておりました。BFさまにお褒めいただくなど光栄の極みでございます」
 5歳児とは思えないような台詞をはく紅瞳に、孔明が言葉を荒げた。
「目上の人間に向かっての物言いが、私とBFではずいぶん違うのではないですかッ」
「当たり前であろう」
 オムツを替え終わり梅淑を抱き上げた紅瞳がけろりと言う。



「貴様は策士だが、BFさまは父上も尊敬される方なのだ。そのようにお話をさせていただくのが当然」
 レッドの教育に孔明は羽扇を引き裂きたいくらいの衝動に駆られる。
「梅淑、兄と一緒にいこうか」
 紅瞳は抱っこした梅淑にそう言うが、梅淑はBFに向かって手を伸ばした。
 BFはというとまんざらでもなさそうで、梅淑に手を伸ばす。
「みんないろいろ大変みたいだから、君の面倒は僕が見ていようか」
「と、と、とんでもない!」
 孔明が激しく首を振る。
「BFに赤子の面倒など恐れ多い…あとでレッド殿は私から厳重に注意を」
「いや、違うよ、孔明。この子は自分でこの部屋に入ってきたんだ」
 BFに呼ばれぬ限り開くことのないこの部屋にどうやって入ったのかと孔明は首をひねった。
「梅淑はいちばん母上の力を受け継いでいるって父上が…」
 それならと納得してBFは微笑んでうなずいた。
「ともかく、この赤子をBFになどと許されるものではございませんッ」
「それなら孔明、君が見るかい?」
 紅瞳だけでも手がかかりそうなのに、この上赤ん坊まで押し付けられてはたまらない。
「ざ、残月殿の手が空いてらっしゃる、かと」
「白昼は勧められないな」
「なにゆえに?」
「受動喫煙」
「あ」
 BFはなんのためらいもなく紅瞳から梅淑を受け取った。
「じゃあやっぱり僕といようね」
 そう言った瞬間、紅瞳が小さな声を上げた。
「…生まれた」
「わかるの?」
「はい…私は母上のお考えがわかるので」
 孔明は羽扇の陰で大きくため息をついた。
「生まれたのなら、これで臨時ベビーシッターは終わりのようですね」
「母上が1ヶ月検診までお願いするとおっしゃっているぞ」
「ちょっとーッ!」

 しかしながらこのとき、孔明もBFも、ほかの十傑集も来年また同じ事態に陥るとは思っていなかった。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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