GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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上を下への大騒動

 レッドとサニーが結婚して数年が経つ。
 今日ふたりは珍しく樊瑞の私室を訪ねていた。
 サニーは結婚して以来本部から離れ、レッドとともに暮らしていたために樊瑞も顔を見るのは久しぶりだった。
「元気そうでなによりだ」
 そう言った樊瑞の視線がサニーのお腹に注がれる。
「予定日はいつなのだ?」
「今日です」
 なんのためらいもなく言い切ったサニーに樊瑞は目を点にする。
「な…に?」
「というわけで、今日は魔王に頼みがあってきた」
 今度はレッドが口を開き、後ろに隠していた(本当に隠していた)3歳くらいの女の子を樊瑞の前に出した。
「サニーがこんな状態なのでな、すまんがこの子の世話を頼む」
「ちょ…っ!」
 突然のことにあわてる樊瑞を尻目に、レッドは袋を取り出した。
「着替えなどはエージェントに言ってあるから持たせてくれ。こちらにはこの子のお気に入りなどが入っている。くれぐれもよろしく頼んだぞ」
「待てーぃ!」
 樊瑞はサニーによく似た黒髪の女の子を抱っこしたまま声を荒げる。
「レッド、貴様は父親なのだから貴様が見るのが当たり前だろうが!」
「なにを言うか。私はサニーの夫だぞ。出産に立ち会うのが夫の役目というものだ」
 アルベルトからサニーを託されたときの記憶が甦ってくるが、今はそんな状況ではない。
「ワシは月面支部から戻ってきたばかりで忙しいのだぞ。だれか手の空いている者に…」
「ほかの者にはほかの子供を頼まねばならんのでな。魔王にはこの子を頼みたいのだ」
「なん…だと?」
 ほかの子供と聞いて樊瑞の口が開いた。
「わ、ワシが月面支部へいっている数年のあいだになにがあったーッ!」
「詳しいことはほかの者に聞け」
 さらりと言ったレッドの袖をサニーが引く。
「レッドさま、ほかの方にもお願いしなければならないのですから早く…」
「うむ、そうだな。では魔王、頼んだぞ」
 あとには幼女を抱っこしたままの樊瑞が取り残された。



「十常寺さまには2歳の男の子をお願いしましょう」
「うむ、では怒鬼には4歳の三つ子のうちの男ふたりを任せるとして」
「女の子はカワラザキのおじいさまと幽鬼さまにお願いしますか?それとも残月さまに?」
 本部の中を複数のベビーカーを押し、背中におんぶもしてふたりが走る。
「いや、残月に女児を任せるのはなんとなく危険な気がする。暮れなずむとじいさまが無難だろう」
 各部屋を訪れ、有無を言わせず子供たちを次々と預けていく。
「5歳のいちばん手がかかる男児は策士に面倒を見させよう。ちょうど反抗期も始まりかけているからな。策士にはうってつけだ」
「まあ、レッドさまったら」
 サニーは少し顔をしかめ、長男である5歳男児を抱きしめる。
「お母さま、ちょっと赤ちゃんを産んできますからね、孔明さまという人のところでいい子にしていてちょうだいね」
 男児は素直にうなずいたが、そこはそれ、レッド譲りのいや~な笑みを浮かべていた。
「だから、なんで私までがかり出されるのですかッ!」
 いきなり子供の面倒を見ろといわれて珍しくうろたえる孔明に、レッドは同じく理由を述べる。
「出産の立会いなど数時間でしょうがッ!」
「なにを言うか。出産というのはそこからあとが大変なのだぞ」
 なおも孔明が反論しようとしたとき、サニーがいきなりお腹を抱えてうずくまった。
「れ…レッドさま…産まれ…る…」
「なにっ!こんなところで騒いでいる場合ではないわ!では策士、頼んだぞ!」
 レッドはサニーを抱えていってしまった。
 残された孔明はレッドによく似た男児のいや~んな微笑みに戦慄を覚えるのだった。

 分娩室へ向かうストレッチャーの上から、サニーが苦しい息を吐きながら言った。
「レッド…さま…1歳の…赤ん坊は…どなた…に?」
「あ」
 その同じころ。
「…孔明は、オムツの替え方とか知ってるかなあ…僕のマント、濡れちゃったんだが…」
 BFが1歳児を抱っこして困惑していた。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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