GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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サニーちゃん、学校へ行く(4)

 3人はなんとかカワラザキに反論しようとする。
「ワシはサニーの養育をアルベルトから任されたのだ。サニーをこのままにはしておけん」
「私だって本部でサニーちゃんの顔が見られなかったら、仕事なんてやる気が起きないよ」
「…儂はイワンがおらんと困るのだが…」
 ギャアギャアと騒いでいるところへサニーが下りてきた。
「もーっ、パパもおじさまたちもにぎやかすぎ」
 おやつのクッキーをかじりながら冷たい視線を向けるあたりは、すでに一般の女子中学生。
「おおサニー、学校はどうかな?」
 そこでようやくサニーはモニターのカワラザキに気づき、にっこりと笑った。
「あ、おじいさま、とても楽しいです。すぐにお友達もできたし」
「そうかそうか。それはなによりじゃ」
 セルバンテスと樊瑞はサニーを味方につけようと説得を始める。
「サニー、勉強は本部でもできるだろう。ワシと帰らんか」
「そうだよ、サニーちゃん。友達ならおじさまがたくさん…」
 サニーは不機嫌そうな表情で頭をかくと、樊瑞に指を突きつけた。
「マジうざい」
 それから次にセルバンテスに指を向ける。
「チョーむかつく」
 今まで一度も反抗などしなかったサニーの衝撃的な発言に、ふたりはパニックを起こした。
「うわああ、サニーちゃんがあ!」
「こっ、こんなことを言うように育てたつもりはっ!」
 そうするうちにカワラザキが差し向けたのだろう、畳の隙間からアキレスがにじみ出てきて、有無を言わさずふたりを捕らえて消えてしまった。
 残されたアルベルトはサニーとイワンの冷たい視線に耐え切れず…
「フン、イワン、早く戻ってくることだ」
 そんな捨て台詞を残して同じように姿を消した。
 ようやく落ち着いたところでイワンがサニーに尋ねる。
「サニーさま、あの…先ほどの言葉は…」
「あれね、よし子ちゃんが教えてくれた言葉なのよ。うっとうしい男の人に効果的なんですって…すごい呪文よね。きっとこの国にはサニーのまだ知らない魔法があるんだわ」
 サニーはなにかを決意したようだが、それはきっと違う。

 同じころBF団本部では、エプロン姿の十常侍が大回廊でうずくまって泣いている樊瑞とセルバンテス、それから少々やつれた表情のアルベルトを気味悪そうに横目で見ながら、カワラザキの執務室へやってきた。
「激動の、衝撃小姐はいずこ?」
「おお十常侍、サニーなら今は留守にしておる」
 カワラザキにそう言われ、十常侍は残念そうに懐から新作のお菓子を取り出してきた。
「小姐に味見させたきが…残念至極」
「サニーはの、日本の学校でいろいろ学ばせておるんじゃよ」
 それを聞いて十常侍の表情が明るくなる。
「小姐ならば学問も優秀なり。友人多数も当然也」
 サニーが留守にしているのは少々寂しいが、すべてはサニーのためと考えてやれるあたりが大人の余裕。
 十常侍がお菓子を持って執務室をあとにしたとき、追いかけてくる者があった。
「十常侍」
「これは暮れなずむ。我に何用也」
 十常侍を追ったのは幽鬼。
 幽鬼はほんの少し照れくさそうにしながら、十常侍のお菓子を指差した。
「その…その菓子は衝撃のお嬢ちゃんにやるつもりだったのだろう?」
「いかにも」
「よければその…俺が日本へいくついでに届けてもいいが」
 いったい日本になんの用があるのか知らないが、疑わない十常侍は喜んでお菓子を差し出した。
「おお、では小姐に頼む」
 幽鬼もまた照れくさそうに微笑みながらお菓子を受け取ると、そのまま姿を消した。
 カワラザキには内緒で…。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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