GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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こちら株式会社BF総務課でぇっす(2)

 今日もレッドは遅刻同然にロッカーに飛び込んできた。
「ヒーッ!今日も遅くなったーッ」
 大急ぎで制服に着替えながら怖い怖いサニーの顔を思い浮かべる。
「うう…なんで目覚まし10個もかけてるのに、全部止めちゃうかなぁ…しかもお局には今度遅刻したらフロアのトイレ掃除ひとりで全部やれって言われてるし…」
 何気にポケットを探ったとき、1枚の紙に手が触れた。
「なにコレ?あっ、前にお茶菓子買いにいったときの領収書じゃん…使えるかも!」
 ある種の覚悟を決めたレッドは、領収書を持って堂々とオフィスに入ってきた。
「いや~まいっちゃうなあ。経理課長、ずっと不在なんだもん」
 いかにも、私はちゃんと始業時刻にいましたよ、経理課へいっていて今戻ってきたんですよ、という感じで席につく。
 サニーが顔を上げた。
「そうね…どこいったのかしら」
 レッドは思わず机の下でガッツポーズを決めていた。
(よし、バレてないッ)
「あとで私がまとめて清算へ持っていくから、その領収書、お貸しなさい」
「はあーい」
 領収書を渡したまではよかったが、その領収書をまじまじと見たサニーの目がまた吊り上がる。
「ちょっと!1ヶ月も前の日付じゃないの!どうして今まで放置してたの!」
「ヒーッ、ごめんなさーい!」
 必死に謝りながらもレッドは心の中で思っていた。
(遅刻はバレなかったから結果オーライ)
 いや、オーライじゃねえだろ。



 終業間際になってサニーの机の電話が鳴った。
「はい、こちら株式会社BF総務課…はい、はい…えっ?」
『ええと、先ほどからそちらへお電話しているんですが、ずっと無言で…』
 思わず顔を上げたサニーに残月が告げる。
「主任、怒鬼がまた受話器持ったままで寝てます」
 サニーは電話の相手に何度も何度も頭を下げ、用件が済んでから怒鬼を怒鳴りつけた。
「怒鬼さんっ!電話とったらちゃんと話しなさいッ!」
 しかし怒鬼は黙ってコクコクうなずくだけ、しまいにサニーのほうが根負けした。
「もういいわ…受付にこの封筒持っていってちょうだい」
 この会社では宅配業者に荷物を預ける際は、1階の受付で一括して処理するので宅配を頼むときは受付まで持参しなければならない。
 怒鬼が受付嬢に封筒を預けたとき、ちょうど入ってきた客に声をかけられた。
「すみません、営業部はどちらで?」
 怒鬼はついてこいというように手招きし(その時点でダメダメだが)エレベーターに乗った。
 客は会話のきっかけをつかもうと口を開いた。
「この会社は綺麗な人が多いですね」
 そんなことを言われて、意外にもウブだった怒鬼は真っ赤になり…エレベーターを降りるとそそくさと逃げ出してしまった。
「あ!ちょ、ちょっと!」

 総務課のオフィスに逃げ戻ってくると、みんながちょうど退社準備をしている。
「あー、怒鬼、みんなで帰りにお茶しようって言ってたんだー。早く支度しなよ」
 レッドに促され、怒鬼は顔の火照りを鎮めて帰り支度を始める。
 残月と幽鬼がサニーにも声をかけた。
「主任も一緒にいきませんか?」
「そうねえ…珍しく定時で帰れるんだから、たまにはいいかしら」
 そうしてサニーは上着に手を通している樊瑞にも声をかける。
「課長もどうですか?」
「うーん、お茶か…ワシはどっちかというと酒が…よし!今日はワシのおごりだ。みんなで飲みにいこう!」
「わーい、やったー」
「じゃあ6時に正面玄関ねー」
 樊瑞がオフィスの電源を落とし鍵をかけた。

 そのころ客は
「…ここは…ドコ?」
 少し入り組んだフロアを彷徨う羽目になったのだった。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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