GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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お姫さまはすこぶるごきげんななめ

 もしくは、鬱陶しい上司の弄り方、教えます~ここまでタイトル。

 朝の孔明は、執務室に向かうまでにすれ違うエージェントとは必ず挨拶を交わすし、執務室に入ってからはまずサニーに挨拶をする。
「おはようございます、サニー殿」
 しかし今日のサニーは挨拶を返してくるどころか、椅子から立ち上がりもせずに爪をヤスリで磨いている。
 この様子を見ただけで孔明はすぐにサニーの機嫌が悪いことを察した。
「さわらぬ神にたたりなし」という言葉もある…孔明は何事もなかったように、同じくサニーに触れぬよう仕事を始めているスタッフのほうを見た。
「おはよう、諸君」
「おはようございます、孔明さま」
 孔明は机につき、今日の予定表を確認した。
「えーと、今日はまず…ああ、ちょっとこちらへ」
 サニーから離れたところへスタッフを呼び、小声で尋ねる。
「サニー殿はどうしたのですかッ」
「存じませんが…今日はことのほかご機嫌が悪いようで」
「だれかが機嫌を損ねたのですか?」
「いえ…普通の会社ですとお局とかにいじめられた、というようなことも考えられますが、どちらかというとサニーさまご自身がおつぼ…ぐはあっ!」
 言いかけた瞬間、サニーが爪を研いでいたヤスリがスタッフの頭を直撃した。
「仕事中に余計なおしゃべりをしない」
 ヤスリのせいで頭の削れたスタッフがそそくさと孔明から離れ、ほかのものもあわてて仕事に戻る。
 ややあってから孔明は思いついたように手を打った。
「ああ、サニー殿、もしや今日はアノ日…ぎゃあっ!」
 孔明よ、それは立派なセクハラだ。
 そして孔明の頬を見事なまでに研ぎ澄まされたサニーの爪がかすった。
「孔明さま、それってセクハラですわよね?始末書、10枚お願いいたしますわ」
「…はい…」



 こういう場合の管理職が相談に向かうのは同僚の管理職。
「孔明…おぬし、またサニーを怒らせたのか」
 樊瑞は部下からの報告書に目を通しながら、ため息をつく孔明を横目で見る。
「樊瑞殿、サニー殿はなぜにご機嫌が悪いので?」
「ワシのほうに思い当たる節はないが…おぬしが怒らせたようにしか思えん」
 樊瑞のところで胃痛の薬をもらい、孔明が執務室に戻ってみるとサニーは怒鬼に報告書の間違いを指摘しているところだった。
 その様子を見る限り、なにも機嫌が悪そうに見えない。
 だが、怒鬼が出ていってしまうとまた無愛想な顔に戻り、爪を研ぎ始めた。
「さ、サニー殿、ええと、昨日の書類のことですが」
「2段目のファイルの中ですわ」
「…はい…」
 自分の発言は靄の中に隠しておいても、人から隠されるのは大きらいな孔明としてはサニーの不機嫌の理由をなんとか知りたい(というか、不機嫌なままだと自分の身が危ういので)
 かくして管理職としては一番情けない方法であるが、さらにその上司に指示を仰ぐということになる。
 孔明は平身低頭してサニーを同行させ、BFとの謁見の間へ向かった。
 孔明の困惑を樊瑞を通してカワラザキから聞かされていたBFは、いきなりサニーに話しかけた。
「やあ、サニー・ザ・マジシャン、シャンプー変えたんだね」
「あらっ、おわかりになります?」
 サニーは少し頬を染め、うれしそうに笑う。
「孔明さまったら全然気づいてくださらないんですよ。女性に対して失礼だと思いませんか?」
 BFはにこやかにうなずき、先にサニーを執務室に返した。
 残された孔明は愕然としてその場に座り込む。
「そ、そ、そんな理由で…」
「女心がわかっていないね、策士。というわけで僕を呼び出した罰として始末書」

 謁見の間から戻ってきた孔明は、始末書を書きながらサニーを見た。
「…サニー殿、私のこと、嫌いでしょ?」
「なにをおっしゃってるんですか。さあ、おいしいお茶を入れましたから始末書、がんばってくださいね」
 今回は普通の紅茶を飲みながら、孔明はやはりサニーをアシスタントにしたのは失敗だったかと後悔し始めていた…。

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Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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