GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

香りの記憶(微エロ注意)

 戴宗の首筋を這っていたアルベルトの唇がふと止まった。
「…相変わらず、安っぽい酒の匂いがする…」
 戴宗はわずかに呼吸を乱しながら笑った。
「あんたも葉巻の吸いすぎだな。身体中から煙くせェ匂いがするぜ」
「ハバナの最高級品だ」
 アルベルトは不機嫌にそう言って、サイドテーブルに乗っていた年代物のコニャックを取り上げる。
 戴宗の胸をはだけ、惜しげもなく褐色の胸にぶちまけた。
「おいよせよ…こんな酒、酔っちまうだろ…」
 首筋にあった唇を胸へと移し、アルベルトは愛撫を続ける。
「いつも酔っているだろうが。今さらなにを言うか」
「俺には似合わねェんだよ…こんな酒はよ」

 そんな会話をしたのが、もういつのことだったか忘れた。
 覚えているのは戴宗がすでにこの世にはなく、好敵手と愛人を一度に失って空虚になった自分の心だけ。

 湖上に人影を見かけて近づけば、観月の宴をひとりやっているのか、樊瑞が杯を傾けていた。
「魔王、なにをしている」
「アルベルトか…今宵は月が美しいのでな、大きな動きの前に酔っておこうと思ったのだ」
 樊瑞の横に腰を下ろしたアルベルトに、樊瑞は仙術でもうひとつ杯を出し瓢箪の酒を注いでやった。
「これはなんの酒だ」
「ワシや十常侍の土地に伝わる古酒だ。年数を経ると老酒と呼ばれる」
 アルベルトは杯を見つめたまま動こうとしない。
 樊瑞が怪訝そうに尋ねた。
「どうした?癖がある酒だから、お主の口には合わんか」
「いや…」
 アルベルトは小さく苦笑し杯を干した。
…貴様の好きな酒の名は、老酒というのか…やっと知ったぞ…
「なあ、戴宗」

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

FC2カウンター

プロフィール

まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

最近の記事

フリーエリア

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。