GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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サニーちゃんとお使いの人

 今日もサニーは受注するクエストを探しに大衆酒場にやってきていた。
 いつもの中年ハンターズは懲りもせずにやってきた古龍を撃退にいったらしい。
 そう言えば「ラオだ、ラオだ」と騒ぎながら白装束のオヤジが出かけていったような気がする。
「えーと、ひとりでできるやつ…」
 そのサニーの横へ、クエストから戻ってきた幽鬼が現れた。
「あっ幽鬼さま、おかえりなさい」
「フフ、戻って最初がお嬢ちゃんの出迎えとはうれしいな」
「幽鬼さまもおひとりでクエストですか?」
 サニーの問いに幽鬼はポーチの氷結晶を見せた。
「激動のじいさまに頼まれて素材集めだ。ひとりでもできる」
 サニーは、ギザミシリーズで身体を固めた男を見つめる。
 いくらでも上位素材を集めて、アルベルトのように上位の防具や武器を作れるのだろうに、この男はこの防具と斬破刀だけでこなしてきているのだ。

 ややあってからサニーは、幽鬼がほかのハンターとは格段に上のランクにいることに気づいた。
「どうしたお嬢ちゃん、俺の顔になにかついているかね」
「あ、いえ」
 サニーがちょっと戸惑いながら疑問を素直に口にする。
「幽鬼さまはみなさまよりずっとランクが高いのですね」
 微笑を浮かべていた幽鬼の表情が一変した。
「お嬢ちゃん、勘違いをしてはいかんな。ランクが上だからといって強いわけじゃあないんだ」
 そういわれればそうかもしれない。
 どんなクエストでも達成すればハンターポイントは入る。
 下手なハンターでも簡単なクエストいくつもいくつもこなしていけばランクは自然に上がるし、上手なハンターでも一攫千金を狙って強いモンスターに向かって倒されればポイントは入らないのだから。
「ええ、それはわかっているのですが…どうしてかな、と思って」
「そいつはな、お嬢ちゃんのパパやおじさまどものせいだよ」

 実は、アルベルト・セルバンテス・樊瑞の3人はかなり上位の実力を伴ったハンターではあるのだが、如何せん「協力」というものが欠落している節がある。
 もちろんサニーが一緒のクエストではそういうわけにいかないので形ばかりの協力をするし、ラオのように個人攻撃が有力なクエストには喜んで出かけるのだが…すべてのクエストを満遍なくクリアする狩猟試験となると話は別だ。
 ひとりでもできぬことはないが、できれば短時間で済ませたいと考える3人は各々が幽鬼を必ず誘った。
 なぜなら十傑の中で幽鬼が一番「素直そう」だからだ。
「幽鬼、儂と出かけるぞ」
「幽鬼くーん、ちょっとばかり試験手伝ってくれないかな」
「幽鬼、ワシに手を貸してくれんか」
 こんなやり取りがあって、そのたびに呼び出されてクエストに駆り出される。

「…そんなわけで、無駄にランクばかりが上がっていってだな…決して俺の本意ではないのだ」
「そうだったのですか…」
 ほんの少し心を痛めるサニーの頭を、幽鬼はくしゃくしゃと撫でた。
「まあいい。お嬢ちゃんが一人前のガンナーになってくれれば、やつらは全員お嬢ちゃんと狩りに出かけたがるだろう。そうしたら俺もお役御免だ」
 幽鬼の後姿を見ながら、サニーは早く一人前のガンナーになって中年ハンターズが他人に迷惑をかけないようにしなければと誓うのだった。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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