GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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悪夢 三度

 サニーはひとり、校長室の上にある空き教室で床に耳をつけていた。
「…はい…はい、そうです、韓信元帥。今年は3名…素質は十分です…はい…」
 校長が電話で話している内容に、サニーはこの学校が国警のエキスパート養成所と確信した。
「帰ったら孔明さまに報告ね」
 立ち上がり服の埃を払う。
 本来なら魔法で盗聴などいくらでもできるのだが、あいにく今は成長の魔法がかかっている。複数の魔法をかけることができないのが泣き所だった。
「校長室の上が空き教室でよかったわ」
 だれにも見られないように教室を出たところで、校舎間の庭を見下ろしている複数名の女生徒にであった。
「ハロルドさーん、こっち向いてー」
「きゃー、カッコいいー」
 黄色い歓声に庭のテニスコートへ目をやれば、ヒィッツカラルドがテニスラケットを振っている。
「は、は、ハロルド?」
「あら、サニーちゃん」
 サニーに気づいたひとりが場所をサニーに譲ってくれた。
「ホラ例の転入生、ハロルド白崎さん。テニス部に入ったらしいけどカッコいいのよねー」
(な、な、な、なんつー日本名なのよっ)
 なぜかこっちが赤面してしまう。
「いつも周囲にチョウチョ飛ばしてる鬼塚さんも悪くないけどねー」
「鱗粉飛んでそうだもんねー」
 日本の女子高生、容赦なし!
 ほとんど同時にサニーは教室へと走り出していた。
 3人が転入してきた教室に忍び込み、出席簿を確認する。
「ハロルド白崎に鬼塚幽一、赤井列人…ええい、小恥ずかしい名前をっ!」



 一刻も早く孔明に連絡して3人を連れ戻してもらわねばならない…そう考えて教室を出たところへクラスメイトにであってしまった。
「あらサニーちゃん、隣のクラスでなにしてるの?」
「え、えーと、そ、それは…」
 思わず口ごもったところへレッドがやってきた。
「夢野さーん」
 ちなみにサニーの偽名は「夢野サニー」なのだから、あんまり3人のことは言えない。
「え?サニーちゃんと赤井さんって知り合いなの?」
「前の学校で一緒だったんだよねー」
 微妙に気持ち悪いレッドの猫なで声だが、今はレッドを頼るしかなかった。
「そ、そうなの!まさかこの学校でも一緒なんて懐かしくってー、思わず確かめにいっちゃったのよ」
「そうなんだー。じゃあ、あたしたちこれで」
 なんとなく邪魔をしては悪いといった感じで立ち去った女生徒を見送る。
 レッドがさっきとは打って変わった声音でサニーにささやいた。
「ふふん、どうだ、私の助けがなければ万事休すだっただろう」
「あんたたちがきた段階で万事休すよ!まあ、演技力だけは認めるけど」
「忍は伊達ではない」
 とはいうものの今のところ3人が邪魔をする様子もないので、サニーとしては全校生徒の目をそちらへ向けていてくれたほうがありがたい。
「私は屋上で孔明さまに連絡してくる。レッドさまは屋上へだれもこないか見張ってて」
「承知した」
 レッドが意外と素直に引き受けたことに不安を感じながらも、サニーは屋上へ向かった。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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