GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

悪夢、再び

 孔明から内密の呼び出しがあるときは、決まってロクなことがない。
「サニー殿、17歳になっていただけますか?」
 5年くらい一気に成長すること自体は問題ない。
「あの…どういう意味ですか、孔明さま」
 サニーがおずおずと尋ねれば、孔明はいつものように羽扇をはためかせながら説明する。
「国際警察機構のエキスパートを育成する学校…表向きは普通の日本にある高校なのですが、そこに潜入してなんらかの情報を得ていただきたいのです」
「私でなくとも人材はいるのではありませんか?」
 ささやかに異を唱える。すると孔明は満足げに笑った。
「国警でもある程度の調査は進めています。我が方に適齢の女子がいないのは重々承知のはず。そこでサニー殿が魔法で成長してくだされば敵を撹乱できます」
「はあ、まあ、わかるようなわからないような…」
 とはいうものの、日本の高校生活にはちょっと憧れる。
 サニーは自分に魔法をかけて17歳の自分に変身した。
「では日本へ出発いたします」
「よろしくお願いしますよ。あ、これが高校の制服です」
 かくしてセーラー服に身を包んだサニーはその日のうちにこっそりと出発した。

 しかし内密の任務とはいえどこからか漏れるもの。
 一番最初にそれを耳にして憤ったのは3中年。
「な、なんだってーっ!また策士がサニーちゃんに危険な命令を!」
 いや、全然危険ではない。
「ううむ、孔明め、BFの意思を傘にやりたい放題…」
「私だってサニーちゃんのセーラー服姿が見たかったよ!」
 セルバンテスだけ憤りの矛先が違うようである。
 ただアルベルトだけは葉巻をくゆらせながら平然としていた。
「落ち着け貴様ら。別にサニーは戦闘に出たわけではない」
「でもね、アルベルト。日本の高校を舐めちゃいけない」
 セルバンテスが苛立って反論する。
「そうだともアルベルト、イジメなどには屈しないだろうが男子に告白などされたらどうする」
 なぜかサニーの身の危険より、恋愛沙汰のほうが気になる…それがアルベルト。
「ば、ば、バカな…サ、サニーがれ、れ、恋愛など…」
 葉巻から灰がポロリと落ちた。
「イワーン!日本だ、日本へいくぞ!」
「わーい、私も私も」
「ワシもいくぞ!」
 だが3中年の動きが孔明に気づかれないはずはなかった。




 さて、3中年に極秘任務がばれたころ、サニーはすっかり高校生活に溶け込んでいた。
「サニーちゃんが転入してきたのが先週でしょ?昨日は昨日で新しい転入生が隣のクラスにきたって。なんか転入生ラッシュよね」
 ケラケラと笑う女生徒と笑いあいながら、サニーの背中に冷たいものが流れていた。
(さてはヒゲなし5人衆がきたわね…)
 17歳のサニーはなぜか強気の傾向になり、毒を吐くようになっている。
「転入生ってひとり?」
「ううん、3人」
 3人と聞けば余計に不安が増す。
(3人?3人ですって?…よもや中年どもがくるはずはないし…ヒゲなしのほうだとしたらだれが…?)
 そこでサニーはこっそりと転入した3人というのを屋上へ呼び出してもらった。
 屋上へやってきた学生服の男子3人を見て、サニーは思わずつんのめる。
「あんたたち、なにしにきたのよー!」
 金髪を黒に染めた白目の男に、マスクを外して前髪で顔を隠した男、そして見覚えのある憂鬱そうな顔立ちの男…サニーは腕を組んで大声を出した。
「3人ともその場に正座ー!」
 よもや自分たちも孔明の命を受けたという嘘はつけない。
「なんでここにいるのよっ!」
 ヒィッツカラルドは悪びれもせず言う。
「日本の女子高生はかわいいと聞いていたからね、ぜひナンパしてみたくて」
「私は元々日本人なのだから里帰りしてなにが悪い」
「俺は…ただ、なんとなく…高校生活というのをやってみたかった…」
 三人三様に理由があるようには聞こえるがサニーが許せるはずがない。
「年齢詐称してるんじゃないわよ。そもそも学生服が似合うと思って…」
 3人とも年齢より若く見えるために学生服でも違和感があまりない。
「…悔しいけど似合うわね」
「まあ日本のドラマなどでは普通に学生役を成人がやっているではないか」
 そこらへんは突っ込んでやるな。
 ともかく帰れといっても素直に帰るような3人ではない。
 騒ぎを起こさない、自分の正体を知られないと約束させてサニーは3人を解散させた。

 しかし騒ぎの起こらないはずはないのだった。

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

FC2カウンター

プロフィール

まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

最近の記事

フリーエリア

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。