GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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取り返しがつきません

 最近、やたらアルベルトが女性社員や道ゆく女性を凝視している。
 その視線に早々と気づいたのはセルバンテスだった。
「アルベルト~、どうしたんだい?もしかして遊びたくなった?」
 もちろんこの場合の遊びとはよからぬ遊びのことであるが。
「馬鹿を言え」
 中条の屋台に腰かけ、冷えたビールをまず一気に飲み干したアルベルトが吐き捨てるように言う。
 空になったグラスに2杯目のビールを注いで樊瑞が尋ねた。
「まあお主のことだ。なにかわけがあるのだろうが、話してみんか?」
 ややあってからアルベルトは重い口を開いた。
「…サニーのことだ」
「サニーちゃん?サニーちゃんがどうかしたのかね」
 ようやく聞き出してみると、もうすぐ幼稚園で海へお出かけすると言う。お弁当はどうにかなるとしても、やはり付き添っていく人間が問題。
 周囲のお友だちは母親と一緒にいくようだが…。
「休みを取ってあげないの?」
「それが…休みは簡単に取れる。だが…言葉には出さないがやはりサニーは母親のほうがいいようでな…」
 その話をしたとき、サニーちゃんはとても気丈だった。
「わあ、パパが一緒にきてくれるんだ、うれしいなぁ」
「む…まあ、弁当はあまりたいしたものは作れんだろうが」
 そのあとでぽつりと言った言葉は
「…ママがいたら手作りのお弁当なのかな…」
 ふと気づけばアルベルトの横でおっさんふたりが、そして屋台の向こうの中条までもがもらい泣きしている。
「そういうことなら、私がママに!」
「いやいや、ワシが!」
「…サニーは髭のある母親はいらんと思うぞ」
 とはいうもののサニーちゃんのママ代わりになってくれる女性に心当たりもない。
「八百屋の女将さんはどうかね」
「あんなガサツな女がサニーの母親だと思われたくない」
 何気にすごく失礼な発言である。
「む、私にひとつ考えがあるのだがね」

 中条の提案でやってきたのは呉学人。
「お呼びですか?」
「うむ、呉先生。ちょっと頼みがあるのだが…」
 そう言いながら中条は呉学人の結い上げた髪を解いた。
「なっ、なにをなさるんです!」
「ふーむ、やはりロングヘアーだったね。これをこう、アップにしてだね…」
 3人のおっさんが声を上げたのは同時だった。
「これであのホストに化粧を任せ」
「喉元を隠せば」
「立派なママモドキの出来上がりだー!」

 そして海当日。
「うれしいな。パパとこんなにきれいなお姉さんが一緒にきてくれるなんて!」
 サニーちゃんはおおはしゃぎ。
「お姉さんはパパの会社の人?」
「え?そ、そうですよ」
 周囲のお友だちもパパママ同伴だったために、アルベルトは呉学人を連れてきて正解だったと思った(いや、正解とは言いがたいが)
 一緒に談笑しながら呉学人心づくしのお弁当を食べて、アルベルトとサニーちゃんは浜辺で遊ぶ。
「ねー、パパ」
「なんだ?」
「サニーね、パパが新しいママもらっても気にしないからね」
 アルベルトは少し離れたところでお弁当を片付けている呉学人を見た。
「いや…アレは…屋台のおっさんのだから」
 サニーちゃんはその女性が呉学人だと最後まで気づくことはなかった。(ほかのことには鋭いのにね)

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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