GRで萌えてみる

「ジャイアントロボ」のBF団十傑集で妄想展開中。メインは成長したサニー(17歳設定)のラブストーリーとか10歳くらいの幽鬼のお話。拍手・コメント等いただけたら管理人喜びますw

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少し早めの夏休み

 まだ午前だというのにすでに日差しは強く、窓を開ければ熱風と言っても過言ではない空気が入り込む。
「今日も暑くなりそうですね」
 孔明は小さくつぶやいて、空調を入れようと窓を閉めかけた。そのとたん、
「孔明さまー」
 招かれざる客が中庭から窓に乗り出そうとしている。
「…サニー殿、他人の部屋を訪ねるときはドアから…」
「海へいきましょー」
 孔明のお小言など無視してサニーは目を輝かせて言う。
「海?」
 見ればサニーはすでに白に青の水玉模様が入ったスカートつきワンピースの水着をきており、ピンクの浮き輪まで装着している。
「海でなにをするのです。こんな暑い日に…」
「だから、孔明さまも泳ご?幽鬼さまがもぐってお魚見せてくれるし、あとでレッドさまがスイカを持ってきたらスイカ割りするんですって!」
 初めての海水浴でもあるまいに、サニーはとても楽しそうに笑う。
「なにしろレッドくんには一番大きいスイカを買い付けてくるよう頼んだからねえ。きっと我々だけじゃ食べきれないだろうし」
 孔明はサニーの横に立つ、クフィーヤの下は海パンだけで浮き輪とシュノーケルとゴーグルを装着した怪しい男を横目で眺めた。
 コイツがすべての元凶っぽい、と。
「しかし、皆が海へ出かけたら本部が空っぽになってしまいます」
「大丈夫!お留守番はパパとカワラザキのおじいさまがするって!ねえ、だから孔明さまも一緒に!」

 確かにこんな日には海は最適かもしれない。だが…。
 まだ孔明が折れないとわかり、サニーは取って置きの話を持ち出した。
「あのね、夜になったら海岸で花火もするの!怒鬼さまと樊瑞のおじさまが、えーと…エンコウ花火とかウチアケ花火とか用意してくれるって!」
「…サニー殿、それを言うなら線香花火と打ち上げ花火です」
 まったく、どこのだれが間違って教えたのやらと思うと、自分がついていってやらねば事故でも起こしそうで危なっかしいことこの上ない。
「しかたないですね。私もご一緒するとしましょう」
「わあーい」
 サニーとセルバンテスが両手を合わせて歓声を上げる。
「このスーツで浜辺というのも…昔の道士服でも出してみますか」

 着替えが終わり、サニーに手を引かれて浜辺へ向かう孔明は羽扇を動かしながらサニーに尋ねた。
「それにしても…なぜ私をお誘いに?」
「だって孔明さまが一番物知りだから!」
 サニーは孔明を見上げてうれしそうに笑う。
「サニーね、いっぱい知りたいことあるの。海の水はどうして辛いかとか、海に浮かんでる雲はどうしてできるのとか…孔明さまにいっぱい聞きたくて」
 孔明は深くうなずいた。
「けっこう。なんでも勉強するのはよいことです。では今日は夜まで特別講義で、花火がどうしてできるのかまでお教えしましょう」
 浜辺にはすでに人影が見える。サニーは孔明の手とセルバンテスの手を引いて走り出した。

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まいりぃまいろ

Author:まいりぃまいろ
ツイッターでフォロワーさんの描かれたウサヒツを見て書きました~。
レッドは絶対荒唐無稽な夢を見る。

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